引越し、何回したことある? ブログネタ:引越し、何回したことある? 参加中
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今住んでいる家は、11か所目の家です。つまり引っ越しは10回ですね。

引っ越し魔じゃないですけど、親父が転勤の多い企業に勤めてたもので、それにくっついて日本をあちこちと移動しました。
もう、荷造りはプロ級です。引っ越し先の間取りを想定しながら、効率的に荷造りできます。

結果、小学校みっつ、中学校ふたつ、高校ふたつ、行きました。

やっぱり、転校はイヤだった。
幼馴染はいなくなる。知らない土地で0から友達を作り始めないといけない。
進学ならいいんです。みんなが同じ条件だから。
みんなどうやって友達作ろうかと思ってるから。

転校だと、自分だけがその不安をかかえてる。
好奇に満ちた眼で見られる。
2学期からの転校だと、夏休みの宿題のテーマがぜんぜん違います。
自分だけ、まったく異質なものを提出することになります。

小学校4年生の夏の転校の時は、それまでいた学校はクレヨンでの図工の宿題。
転校先は、水彩絵の具を使い始めたので、それを使っての夏休みの絵日記。

夏休みの宿題が張り出されて、自分だけとても幼稚なことをやってるような気がして、悲しかった。

ラッキーなこともあります。

高校の転校は、2年生になるタイミングで、試験を受けての編入でした。
受験して1年生に入学した土地の高校は、3教科での受験。
転校先の高校は、高校受験は5教科でしたが、もといた学校の受験科目に合わせて3教科での編入試験。
なんとか合格しましたが、その高校に普通に受験してたら、確実に入れなかったでしょう。
試験勉強科目も多いし、なにしろ社会が苦手なもので。
まあ、得意だった3教科ですべて乗り切れて良かった。

転校先の高校では、漢文は1年生で終了してました。
もとの高校では2年生での履修科目。
なので、漢文の授業というものを結局受けなかった。
体育ももとの高校はサッカー、転校先はラグビー。
いろんな種目を体験できましたね。

剣道は、種目としては好きだったけど、めがねが曇るし、ずり落ちてきても直せないのがイヤだったなあ。
ジョギングが好きなのは、転校先の高校がマラソン大会に気合い入れてた影響もあるかもしれません。

転校先での友達づくりのきっかけに、音楽はとても有効でした。
同じ音楽が好きだということは、その瞬間に友達になったも同然です。

価値観と興味のベクトルが似てると思えますからね。

だいたい、ビートルズとツェッペリン、ピンクフロイドなどがきっかけになることが多かったですね。
そのあたりだと、クラスに数人は好きなやつらがいる。
さすがに、プログレの深いところとか、ニューウェイブ系に行くと、ほとんど自分ひとりの世界でしたが。

そして、住んだ土地土地ごとに思い出に残る音楽があります。
その音楽を聴くと、その土地の空気感や季節感、起きたさまざまなことを瞬時に思いだすことができる。

今では、引っ越しも、住んださまざまな土地も、そこで聴いた音楽も、すべてが自分の宝物です。
あそこに住んでよかった。
あいつとあそこで出会えてよかった。

このレコードは、あそこの、あのレコード屋で、1週間くらい通いながら悩んで買ったやつだったなあ、とか、これは転校する時にあいつがお別れにくれたレコードだったな、とか、そういえばあいつに貸したままのレコードは今頃どうなってるんだろう、とか。

思えば、それからうん十年経ってますが、その年月分だけ思い出はつきません。