頭の中は、未曽有の惨事のことと、いかに今の生活を守って行くかで正直いっぱいです。
食糧以外のモノを買いたいとか、新譜CDを買いたいとかの欲求も相当減退しました。
そんな人たち、多いような気がします。
日本に元気が戻るまで、かなりの時間を要するかもしれませんね。
こんな時自分は、音楽を聴きたい気分にはならず、聴いたとしても頭にまったく入って来ません。
やっぱり音楽は楽しむものだからでしょう。
ところが、、こんな時期すらも超えて、どうにも辛く我慢も限界に近付いた時、音楽が心に沁み込んでくる時があります。
こわばっている心やカラダをほぐしてくれるように。
昔、仕事が強烈に忙しく、大きなストレスを抱えてた時。
某外資系のIT企業の仕事で、昼も夜もなく働かざるを得なかった時。
電車で移動するのも夜は時間ロスになるため、自家用車で仕事先を行き来しつつ、わずかな休憩中に、クルマでかけたCD。
特別に好きな曲だったわけでもないけれど、そこで音楽が鳴っている、穏やかな演奏の上に瑞々しい声が乗っている、その事実だけで、疲れ切った頭の中に今までに感じたこともないような感動の波が襲ってきました。
こんなにも音楽は人の心に沁み込む力があるのか。
追い詰められ、疲れた心を癒してくれるのか。
東北地方で災害に合われた方々は、今は音楽を聴く余裕も再生できるプレーヤーもないでしょう。
そんな人たちにも、生との闘いの中で、ふとした時に聴こえてくる音楽や、久々に聴けたCDからの音楽で、極限状態の辛い気持が少しでも癒されればいいなと思います。
追いつめられた生と心が、音楽の力ですこしでもほぐされたらいいのに。
そして、自分も久々に聴いたCD。
R.E.M.のニューリリース、 Collapse Into Now 。
この中のこの曲にじ~んときました。"Oh My Heart"
マイケル・スタイプの声になんとも言えない味があり、弱った心に沁み込んできました。
やはり音楽の力は、すごい。