日本に活力を、とか言っておきながら、自分は委縮してるような状態ではいけないし、少しでも、少しずつでも気持ちに元気が出たり、前向きにになれるお手伝いができるのであれば、と思い、ブログを音楽中心の元の状態に戻します。
この記事は震災前にほとんど書き終えていたものなので、言葉づかいや心持ちが妙に軽々しかったりしますが、あえてその時の気分を残しました。
そのあたりはご容赦を。
---
不思議とリピート率が高い音楽があります。
去年のベストアルバムに選出したのがリピート率高いのは当たり前として、そこには入らなかったけど、けっこう気に入ってるアルバムの中でベスト10にも増して聴き続けてるのが、
Belle & Sebastian "Write About Love" 。
やはり季節的なものもありますね。
穏やかな春の日差しや、暖かさが感じられるようになった空気感。
その中では、穏やかな気持ちになれるものが聴きたい。
最近ご紹介した Papercuts もその方向性だし、もうひとつお勧めがこれ。
Math And Physics Club のセカンドアルバム、 "I Shouldn't Look As Good As I Do" 。

USはシアトルのインディです。
レーベルはMATINEEで、これは彼らのセカンドアルバム。
ジャケット写真からは、3人ともメガネをかけて若干ヤボったい雰囲気。
グループ名だけではなく、いかにも理系の大学生という雰囲気ですけどね。
実はかくいう僕も理科系の出身です。
今やってる仕事は理科系とはまったく関係ないですが。
妻からは、あなたは明らかに理科系だとよく言われます。
理屈っぽいところや、発想が理科系なんですと。。
昔、大学の研究室にいるいかにもな理科系オタク達に違和感を感じて、進む先を変えた身としては釈然としませんけどね。
このアルバムが、実にいい雰囲気。
曲によってはThe Smithに似てたりするものもあって、素朴な中にキラリとしたノスタルジーを感じます。
クリアな響きのギターを中心に、音を詰め込み過ぎない空気感がよいです。
ギラギラしたところがなく体温が低めで、いかにも草食系のインディという感じ。
一曲がとっても短くて、そんなに曲数が入っていないので、本当に春風のようにさらっと吹き抜けて行くようなアルバムです。
---
本当なら心地よく感じるはずの春の風ですが、自分たちですら心地よさを感じにくい。
まして、被災地の方々は春の訪れなど感じている余裕はないでしょう。
来年の春は、1年経ったのだという思いとともに、また春を迎えられたという喜びを少しでも感じることができるようになったら、と思います。