Belle And Sebastian の8作目、 "Write About Love" 。

最初、HMVの店頭で試聴した時は、なんか冴えない印象だったんですが、Surf's-Upさんのレビュー読みながら聴いたら印象が違ったんですよね。
繊細な音楽は、あんなガチャガチャしたノイズレベルの高い店頭で聴いて評価しちゃいかんですね。
その良さがわかるはずもありません。
アピールの弱いポップロックにしか聴こえないかも。
穏やかな冬の晴れ間に、窓から入る日差しを浴びてまどろみながら聴くと実にいい感じ。
会社の昼休みに外の景色見てまどろみながら聴いてると最高です。
会社にいることを忘れ、午後からの仕事をまったくする気がしなくなります。
穏やかで優しいロック。
人によっては、そんなのロックじゃないだろ、と言うかもしれませんが、いわゆるポップスじゃない確信があります。
ギターをかき鳴らしている曲ばかりでもないし、ボーカルもシャウトしていないし、ハードなドラミングもありません。
それでもロックを感じるんですね。
音なのかもしれない。
リアルな音。
流すためだけに、雰囲気のために出している音ではなく、そこで鳴らされてる必然性があるとでもいうか。
メロディがいいです。
ジワジワとくるタイプのメロディライン。
聴けば聴くほどそのよさがにじみ出てきます。
このグループには、一貫した雰囲気がありますね。
メロディラインとそれをサポートする演奏。
プロデュースしたトニー・ホッファの力ももちろん大きいのだけれど、自分たちが自分たちの音楽の良さをしっかりわかって創っている雰囲気が。
そのあたりの地に足がついた感じは、活動歴の長いベテランならではなのかもしれません。
そして、Little Lou, Ugly John, Prophet John でボーカルを取ってる、ノラ・ジョーンズがやたらうまくて素晴らしい。
こういう音楽って、アルバムをひととおり聴いて最後の曲が終わり静かになった時、カラダの隅まで力が抜けたような、血が洗浄されたような、なんともいえない穏やかな気持ちになります。
まさしく、冬の晴れた日の日差しが差し込む部屋でボーッとしてる感じ。
なんだかんだいって、毎日聴いてます。
ストレス、たまってるのかな~