タイトルのミュージシャン名見て、ひいた人もいるでしょうが^ ^
ミュージックマガジンのクロスレビューを見ると、1981年に10点をとっていた JAPAN 。
いわずもがな、デビッド・シルビアンがリーダーで、元祖ビジュアル系とでもいいましょうか。
最初のデビュー時は、そのグループ名といい、ルックスといい、日本でしか人気がないことといい、ほとんどキワ物としてしか扱われていませんでしたね。
僕も、ミーハーロックファンしか興味がないこんなグループ、相手にするもんかと思っていたものですが。
ドイツのレーベルしか相手にしてくれなかった関係で、サードアルバムまではそこにいたんですが、4枚目の "Gentlemen Take Polaroids" から Virgin レーベルに移籍しました。
デビッド・シルビアン自身、僕らの本当のデビューは3枚目からだというくらい、サードアルバムから明確に質の高いロックを始めたというウワサを耳にし始めました。
とはいえ、ジャケットはまだB級な香りをプンプン漂わせていたので、いいぞ~と言われても半信半疑で、なかなか買うまでにはいたらず、もちろんYouTubeなんてない時代ですから、そのまま放置。
そして4枚目の "Gentlemen Take Polaroids" 。

ここでもまだジャケットはB級的な雰囲気が残ってます。
しかし、巷での称賛の声は無視できないほどに高まっており。
まあ、結果的に買ってみたらすごく良かった、ってことなんですが、それまでの3枚を聴いていないので比較はできないですが、ギタリストがこのアルバムでの冷遇に嫌気がさして脱退したくらいですから、ここでははっきりとデビッド・シルビアンの歌とキーボードとリズムを中心に、オリジナリティあふれるサウンドスケープが確立されてます。
筋肉質でありながら独特の印象を残すリズムセクションに、存在感が圧倒的なボーカル。
どことなく冷やかさを感じる美意識を強烈に感じますね。
これはその後のソロ活動を見ても、明らかにシルビアンの個性によるものだと思います。
ぶにゅぶにゅいってるベースの音がおもしろい、Swing 。
個人的なベストトラック、Methods Of Dance 。
エリック・サティにインスパイアされたという、Night Porter 。
Swing や Night Porter のような曲はもちろん、しっかりとしたリズムセクションが印象的な Methods Of Dance でもダンサブルでありながら、どことなく頭は冷めてるような印象です。
ちなみに、この次の5枚目の Tin Drum で彼らは解散しますが、このアルバムを最高傑作とする人が多いようです。
自分としてはこの5枚目は少し趣味に走り過ぎたきらいがあり、ロックとしてのバランスは4枚目が一番良いのではないかと。