Freelance Whales のデビューアルバム "Weathervanes" 。

またしてもアメリカ勢。
またしても若者たち。
NYの男女5人組で、バンジョー、ハーモニウム・オルガン、グロッケン等の楽器も使って、フォーキーなロックを展開してくれてます。
USインディも雨後の筍のごとく、次から次へと新しいグループが登場して、いかにオリジナリティをアピールできるかの勝負になっている気配。
このグループのオリジナリティは、楽曲の印象がアコースティックで柔らかいこと。
体の印象としては牧歌的で、刺激は少な目。
どちらかというと、じわっと良さが沁みてくるタイプかもしれません。
全体がひとつの物語り仕立てになっていて、良く言えばアルバム全体での展開があり、悪く言えばサウンド的には中心が定まらずちょっと散漫。
CDジャケットはパッチワーク風のテイストで彼らの音楽性にぬくもり感があってるんだけど、、、インナーのイラストが、たぶんこのCDを貫くストーリーを描いているんだろうけど、ちょっとキモい^ ^
この曲なんて、彼らならではの良さが出ていて素晴らしいと思います。 "Hannah" 。
リズミカルな、"Starring" 。
このアコースティックな味、好きです。"Broken Horse" 。
全体感としては、オリジナリティある曲調でメロディラインも良い曲もたくさんあるけど、似た曲調のものが多く、ちょっと表現の幅が狭いかな~という印象ですね。
こういうトーンが好きな人はたまらないんだと思いますが、個人的にはもう少し訴えかけるものが欲しかった。
Avi Buffalo の瑞々しい輝き、Local Natives のダイナミズム。
オリジナリティ勝負では、こちらの年間ベスト10入りを猛烈に競うであろうグループの方に魅かれてしまうな~
最近、USインディといえば刺激的なものが多いので、おとなし気味だと目立ってきにくいです。
聴くほどに味が出てくる予感もあるんですが・・何度も聴くことで味わいが出てくる音楽、そういったものを正当に評価しにくい環境(CDを聴く時間が圧倒的に少ない)だもので、自分のせいもあるとは、わかってはいるんだけどね~