これもアメリカのインディという括りでしょうか。

Menomena "Mines"
$煩悩の日々

Menomena (メノネナ?)はオレゴン州ポートランド出身の3ピースバンドです。
Mines は4作目のアルバムだそうで。

彼らの最大の特徴は、そのサウンドスケープ。
通常3ピースバンドは、3人でもこれだけ厚い音が出せるんだぜ!となりがちですが、彼らは厚い音を出そうなんてカケラも思ってません(きっと)。

スッカスカの音ですが、そこは白紙の音空間を見事に使って、なんとも気持ち良いサウンドスケープを創っています。

徹底的に音の出方と空間での配置にこだわり、日本庭園の造形美を見ているかのような印象。
楽器ごとに、左右Chの位置や奥行き感、空間での上下まで気を配って。

そして一曲ごとに、アイデア豊かに、さまざまな造形美を見せてくれてる。

少ない音数創りだす、なんとも豊饒な音空間。
さすがアメリカというか、そこには暗さはなく明るい日差しを感じます。

まあ、百聞は一見に如かず。
聴いてみてください。

この曲は森の中で聴いてたら、さらに素晴らしかった。


静と動の音のメリハリが面白い。


こういうポップな曲にも、いろんな仕掛けが・・


まあ、派手ではないし、インパクトには欠けがちなので、一般受けは難しいでしょうね。

しかしその気持ち良い音空間は、けっこうクセになってしまいます。

気を配った繊細なサウンドスケープが生命線ですから、彼らの音楽を聴ける場所はかなり制限されます。

なるべく静かな場所で、できるだけクリアな音で聴きたいものです。
通勤電車の中とか、論外でしょう。