以前、衝撃の出会いだったとご紹介した Sparklehorse

$煩悩の日々

その後、未聴のアルバムが万が一廃盤になってしまってはマズいと、旧譜をオーダーして宝物のようにしてあります。
そして、Sparklehorse の未聴の曲に出会えるという希望を残しておくために、まだ聴いていません。ゆっくり、時間をかけて、少しずつ聴いていこうと思ってます^ ^

実はこの手法、Radiohead でもやってます。
まだ出会いを持てるRadiohead のアルバムがある、という事実を残しておくためにね。
Hail To The Shief をまだ聴いてないんですよ。

たぶん、彼らの新譜のリリースが決定したら聴くことになるでしょう。

まあ、それはさておき、Sparklehorse について、もう少し触れたいと思います。

Sparklehorse はマーク・リンカスのソロプロジェクトですが、その最大の特徴はナイーブで沁みいるような曲作り、メロディ、そして彼の歌にあります。
ゆっくりとした曲のテンポや細かい音の出方まで、繊細に心を配って自分の音楽を創っている。

そうして出てきた音楽に、強く魅かれるわけですが。

そういったナイーブの極致のような音楽とはうらはらに、彼のアルバムにはノイジーで押し出しの強い音楽が数曲収録されます。

ギターだけでなく、彼の歌声までも歪んでいる。
世の中への強烈な違和感が、叫び声をあげているかのような曲。

それは、「動物シリーズ」と僕が勝手に呼んでいる曲たちに、顕著に現れます。
Good Morning Spider から、"Pig" 。


It's A Wonderful Life から、"Dod Door" 。


たぶん、彼にとっては、ナイーブな曲も歪んだ曲も、すべてが自分そのものなんでしょう。
己を慈しみ、周りを慈しみ、弱さと強さ、そして抵抗、攻撃。

ここまでの振幅の激しさが、彼を押しつぶしていたのかもしれません。