さて、昨日仕入れた日本酒。
九州・佐賀は、鍋島の純米吟醸生酒「隠し酒」。
ラベルの書体は、この酒だけわざと裏返ってます。
これがウマい!なんとなく名前もラベルも含め背徳的な酒、って感じで。
ウマみに深さがあるんですよね~グビグビいっちゃいます。
最近の我が家の超ヘビロテ。
この隠し酒は、「あらばしり」と「せめ」を集めてブレンドしたもの。
あらばしりは、酒を搾るときに最初に出てくるお酒の部分。フレッシュだが味わいはまだそれほど乗っていません。
せめは、酒を搾るとき、最後の状態で力をかけて最後の酒を搾り出すところの部分。通常、雑味が混じってしまうと言われてます。
ちなみに、この間の安定した状態の搾りのことを「中垂れ」とか「中取り」などと呼びます。
この二つの状態を混ぜれば、結果中庸の状態になると思うのが、フツーの人なんでしょうね。この蔵は、それをやって1+1=3にしてしまった、ということでしょう。
このお酒は、開けて3,4日でさっさと呑んでしまうともったいないそうです。
5日目以降の変化を楽しむのが醍醐味とか。
次は、福井は黒龍の純米大吟醸生酒「火いら寿(ひいらず)」。
すばらしく透明感があるのだけど、うまみがのってるキレイな酒です。
毎年2月のみのリリース。
これはグビグビいってはもったいないので、チビチビいきます。
ひいらず、ってのは火を入れてないってこと。
生酒のことなんですが。
35%まで精米した純米大吟醸の生酒。
なんて贅沢な酒なんでしょう。
繊細な大吟醸生酒なので長時間置いておくと劣化します。
なので、買ってから早めに飲んだ方が無難。
もちろん冷蔵庫保存必。
でも750ml版のみで、超限定で数量も少ない。
だから、チビチビ飲んでもあっという間になくなって、1年間ガマンです。
鍋島は、最近メキメキと酒質が上がってて、自分の中ではベスト酒蔵のひとつ。
黒龍も、どれ飲んでもウマイとしかいいようがない安定した老舗です。
この前買った、垂れ口吟醸もよかったな~
なんだか、最近は新潟の酒の影がとても薄いですね。
米のよさ、過去の栄光にあぐらをかいてんだか、それともそれを武器にできない他府県が、努力と工夫で追い抜いたのか。
ウマい日本酒が飲めれば、それでいいですけど。

