ブルックリン発、USインディーのグループ、ダーティ・プロジェクターズ。
すでに昨年のリリースなんですが、 Bitte Orca 。

$煩悩の日々

最初に感じたもの。
その新しさと、とまどい。

既製のロック・フォーマットには収まりません。

一定のリズムをキープし続けてくれない曲のテンポ。
一筋縄ではいかないメロディライン。
意味不明な曲のタイトル。
フォークやフレンチやゴスペルやクラシックやロック、さまざまな要素を混ぜて、あえて消化不良のまま置いてあるような音楽。

ヴァンパイア・ウィークエンドにも感じる、知性の高さ。
計算された混沌。

もつれた糸を少しずつ解きほぐしていくように聴いていると、そのもつれ方、未消化な状態が次第に快感に変わってきます。

どこかひとつのフレーズや、独特の楽器の音が耳について離れなくなったら、それはもう桃源郷の入り口です^ ^



ただ、もつれた糸がほぐれないと、ただウザくて落ち着かない音楽にしか聴こえません。
一度聴いて、ああこれやだ、という人も多いかも。

USインディ、面白い音楽が増えてます。
ベースにあるのは、自由と知性。

その自由を得た知性によって、産み出される音楽の新しさに加速度がつきそうな予感がします。
お互いが刺激し合って、ブリティッシュが追いつけない地平に辿り着こうとするかのようです。

このアルバムですら、すでに昨年のリリース。

がんばれ、ブリティッシュ!