もう今年になって3カ月、1/4が過ぎたわけですが。
年間のベストアルバムの上位を占めるであろうアルバムが、早くも続出しております。
どれも予測してなかったというか、それほど期待してなかったり、まったく知らないミュージシャンだったりで、自分としてはけっこう驚いている。
自分で情報探して買うだけだと、絶対に候補に入ってこない人たちばっかり。
やはり自分の世界って狭いんだな、という思いと、ネットによる人のつながりがもたらしてくれる、思いがけない世界の広がり。
すっごい刺激になります。
特に今まで自分の守備範囲じゃなかったけれど、こいつはすげ~と思ったのが、Vanpire Weekend, Massive Attack, Autechre。
どれも、彼らにしか出せない音を出し、独特の音楽世界を創ってる。
そして、それらは刺激に満ち溢れ、Vanpire には、音楽のこれからをイメージさせる何かがある。
その流れが好きな人たちにとってはかなりメジャーな人たちだけど、別の流れが好きな人たちはその音楽ベクトルに興味がないかもしれないし、それらを聴くチャンスも少ないだろう。
でも、僕らリスナーがすげえなこいつら、と言ってるだけじゃだめなんだ。
それらの音楽が、普通にロックをやってるミュージシャンに与えてる影響はどれくらいあるだろうか。
テクノロジーの進化が音楽を直接進化させることは、難しい。
脳波が直接シンセに入力され、それが音楽として鳴りだすようなテクノロジーでも得ないかぎり。
だから今は、ネットというテクノロジーにより獲得したコミュニケーション・プラットフォームの進化を利用して、今まで触れてこなかったジャンルの音楽や新しい音楽の胎動をどんどん体験してほしいと思う。
そしてそれを利用して、自分たちの出した音をどんどん発信してほしい。
特にロックをやってる人たち。
やっぱり、ロックという音楽はエネルギーを持ってると思う。
そのエネルギーが周りに伝わっていくエネルギーはもっと大きい。
ロックをやってる人たちが新しい音楽に刺激を受けたら、その感覚が何であるか考え、自分のやってる音楽の方向を広げる試行錯誤をぜひ行ってほしい。
何事も、一足飛びに新しいものを築き上げられることは難しい。
少しずつ工夫して、改良して、少しずつ持ってるベクトルが増えていくと、ある日突然ブレイクスルーがやってくるかもしれない。
そしてそのブレイクスルーは、自分たちだけじゃなくて、次の世代への確実な刺激になり、次の世代が出す新しい音、新しい音楽の胎動につながると思うから。