昔からポータブルの再生装置を持って、電車の中で音楽聴くのが好きでした。
それもウォークマンが発売される前のこと。

モノラルのカセットテレコ(録音用だったので、再生は決して音が良くない)にイヤホンを差して、片耳だけで音楽聴いてましたね。
今にして思えば、細かい音なんてほとんど気にしないで聴いてたかも。

そしてウォークマンが登場しました。
もう、待ち望んでいたものが出た!てな感じで、発売直後に買いました。
初代ウォークマン。それも初期生産1000台のうちの1台。
ヘッドホン口がふたつありました。Guys & Dolls なんて書いてあったりして。

初代ウォークマン
$煩悩の日々

本体上部にオレンジ色のボタンがついていて、それを押すと音量が小さくなって外の音が聴こえやすくなります。ホットライン、なんて名前の機能でしたね。

ボリュームも、左右独立型。今にして思えば、なんの意味があったんだろう、って感じですが。

いまだに、箱とともに、大事にとっておいてあります。ヘッドホンはボロボロで捨てたけど。

その後2代目ウォークマンも買ったし、それ以降も機種変更たくさんしたなあ。

次のポータブル機器は、CDウォークマン。
構造的に、ガンガン音飛びしましたね。
音飛びっていうか、信号の読み取りエラーが出ると、ちょっとの間、音が鳴らない。
あと、華奢だから、すぐに本体がゆがんでフタがしまらなくなった。
電池の消耗も早かったし。

でも、買ったCDをそのまま聴けるし、音はそれなりにカセットよりも良かったので、これも使い倒しました。持ち運び用のCDキャリングケースも持ってましたけど、かさ張りましたね。
CDウォークマンとキャリングケースを両方カバンに入れると、けっこう重くなります。
電車の中で、立ちながらCDを入れ替えるの大変でしたし。

やはり、そういった不便が面倒になってきたのと、家庭的に子供が生まれて育児に使う時間が増えたり、仕事が忙しくなったりで、だんだん音楽を聴く頻度が減った時期があります。

時期は90年代後半から00年代前半。
なにしろ、レディオヘッドをリアルタイムで聴かなかったんですから。
なので、この時期の音楽の紹介は非常に薄いものがあります^ ^

それを変えるきっかけになったのが、iPod の出現。

最初はMac専用だったので、あのデザイン素晴らしいなあ、機能もよさそうだなあ、とWindowsユーザーの僕は指をくわえて見てるだけでした。
そしたら、Windows用も発売の朗報。
早速、知り合いと画策して入手に成功。

音楽好きには、画期的な商品でしたね。
なにしろカセットとかCDとか、入れ替える必要がない。

音質については、思ったよりもいいじゃんレベルで最初からちょっと不満でしたけど、イヤホン替えたりでなんとかフォローすれば、それがもたらす夢のような音楽環境の方がはるかに勝ってますね。

カバンの中から音楽が去ってから久しかったですが、これで音楽が手元に戻ってきた。
あとは、本を読む時間とのせめぎ合いという嬉しい悩み。

iPod で当たり前のように音楽を聴くことができる世代が、ある意味うらやましい。
でも昔は音楽を苦労して手に入れて、面倒かけて聴く分だけ、一生懸命に聴いたかもしれません。

手がかかる音楽ほどかわいい、それも真実であります。
でもMP3プレーヤー、絶対に手放せませんね、もう。