電車に乗って旅するのが好きです。
もちろん、クルマで旅するのも好きで、旅自体が大好きなのだけれど。

電車の中でも、新幹線が特に好き。
駅間の時間が長いし、景色もよい。
落ち着いて、長い時間ゆったりと乗っていられます。

例えば東京から広島くらいだったら、飛行機じゃなく迷わず新幹線。
博多まで新幹線を選んだこともあります。
運賃の問題じゃなくてね。
とにかく新幹線に乗りたくて。

電車の旅の醍醐味。
それは、やっぱり風景に浸りながら音楽を聴くこと。
音楽に飽きたら、本を取りだし読み始める。
腹が減ったら、買っておいたこだわりの弁当を取りだし、景色に浸りながら食べ始める。

だから、景色が堪能できるように、窓際の予約が必。
新幹線なら、E席を指定。
人によってはトイレに行きやすいように通路際を選ぶ人がいますが、まったくわかりません。
景色よりトイレをなぜ選ぶんだろう。

出張だろうがなんだろうが、とにかく東京駅で新幹線に乗り込み指定した座席に座るとき、すでにワクワクしてる。
おもむろに、弁当と、音楽プレーヤーと、本を取り出し、目の前に並べる。
一息つく。
そろり、と新幹線が動き始める。
これから名古屋まで2時間弱、景色と音楽と本の世界に浸れる。

東京から新横浜通過までは景色の魅力に乏しいから最初は本かな、小田原過ぎたらトンネル増えるからそこらで弁当食べよう。
で、三島過ぎてから本格的に音楽タイムだな。

ああ至福。

でも夜の移動は景色が見えないので、できるだけ避けます。


実はもうひとつ好きでたまらんのが、寝台列車。
今は合理化でかなり本数が少なくなったけど、昔よく乗りました。

電車で夜を過ごす、1日が始まるのを味わう、という非日常的感覚の醍醐味もあるのだけれど、寝台列車じゃないと絶対に体験できないことがあります。

それは、夜の景色を見ること。

新幹線でも在来線でも、夜走ってるから見れるじゃない、と思うかもしれませんが、決定的に違うのは、寝台列車は夜間、車内に電気が灯いてません。

だから、カーテンをそっと開けると、室内灯のガラスへの映り込みがなく、夜の景色がクリアに見れます。
夜の山。夜の海。夜の街。夜の田舎道。
どれもが、そのままの姿で見られる。
新幹線ではぜったいに味わえない。

眠くなっても、いつまでも見ていたいくらい、好きです。

でも、せっかく寝台料金払ってて、寝ずに過ごすのもバカらしいと思い、結局寝ますけどね。
寝台列車での旅の翌日は寝不足になるのが辛いなあ。