ブログで初めてご紹介する、イタリアのグループ。

Il Volo (イル・ヴォーロ)。
イタリア語で、飛翔という意味です。

ジャンル的にはプログレにくくられてます。
その昔、1970年代初頭にFormula3(フォルムラ・トレ)というグループがイタリアにあり、グループの解散とともにリーダー的存在の二人が中心となって作ったのが、このイル・ヴォーロ。

イタリアのプログレには、イギリスやフランス、ドイツといったグループにはない、独特の地中海風な香りがプンプンしてるものが多いです。
ああ、ほんとにこいつらはラテンなんだな、と思わせるものがたくさんあります。
別の言い方をすると、とても土着的というか、泥臭さが良い意味でも悪い意味でも、目立つ。

ところがこのイル・ヴォーロ、そういった泥臭さが感じられません。
でも、イタリア的な空気感が漂ってる。
どこがどう、ってわけでもなく、自分がこれはイタリアの空気感だと思いこんでるだけかもしれません^ ^

このイル・ヴォーロはアルバム2枚だけ残して解散したんですが、2枚とも傑作です。
イタリアン・プログレの最高峰だと思ってます。

この2枚、アルバムによってカラーがまったく異なります。

$煩悩の日々

1枚目は、よりイタリア的。歌が中心の開放的でウォームなサウンド。アルベルト・ラディウスの情感たっぷりのギターが、優雅に鳴きまくってます。

$煩悩の日々

2枚目は、イタリア色は薄れましたが、より繊細で静と動のコントラストが素晴らしいサウンド。

1stから


2ndから


時代性とはかけはなれた音楽ですが、1970年代のある時期、輝きを放っていたイタリアン・プログレのひとつの頂点として、いまだに愛聴してます。

しかし、このアルバム、シリーズ復刻物のひとつとして日本盤レコードがリリースされるまで、イタリアオリジナル盤の中古が1枚数万円で取引されてたんですよね・・

昔、プログレって、そんなのが多くて、辛い思いをたくさんしたっけ。
中古盤屋の店頭にいって、ガクゼンとしてました。
エジ○ンめ・・