煩悩の日々、のサブタイトルにゴルフが好きと書いてあります。


たぶん、音楽好きのみなさんは、ゴルフなんて興味ない人が多いと思います。

特に若い人ほど。


僕も20代のころ、ゴルフなんてスポーツじゃないし、環境破壊してるし、オヤジ連中の娯楽に過ぎない、とほとんど唾棄してるに近い状態でした。


あのころはバブルでもあり、たっかい料金にも関わらずゴルフ場はいつも満員、往復の高速は大渋滞という状況。

職場のコンペに誘われても、オレはゴルフしませんから、と断り続け。


でもそうしているうちにも、ゴルフのプレッシャーがかかり続きました。


ひとつは仕事上の必要性。

いちおう営業の仕事していると、取引先というものが存在します。

すると必ずゴルフ好きの人がいて、いつか行こうね~教えてあげるからさ~、と言ってくれます。

この人には、僕ゴルフ嫌いですから、とハッキリ言うことはできません。

ゴルフ始めるお金ありませんから~、などと言ってお茶をにごします。


もうひとつは、父親からの誘いです。

うちの親父もゴルフが好きで、そろそろゴルフやってもいい年齢じゃないのか、とか、それとなく一緒にやりたい意思が見え隠れ。

男親が夢見る息子とのキャッチボール、あの大人版ですね。

おお、こいつもここまで大きくなったか、などと子供の成長を確認したいんでしょう、きっと。


ひとつめの誘いは、割り切って断り続けられます。代わりにやってくれる人もたくさんいるし。

でも、二つ目の誘いは断りきれません。

やはり、断ると寂しそうだし、代わりってものがないし、できるうちじゃないとやってあげられないということもあるし。


で、結局親父と一緒にゴルフデビュー。

もちろん、まだ周りには、始めたなんて口が裂けても言えません。

その瞬間の相手のニヤーッとした笑いが目に浮かぶようで。


でもやるからには、ある程度の成績を残したいので、スイングの原理などを自分なりにイメージして。

初ゴルフのスコアは125でしたが、やっぱり、思った以上にうまく打てない。

そしてその後、あの時こうしておけばよかったんだ、とか、スイングのここに気をつければまっすぐ飛ぶかも、とか思い始めます。


これがこの世にゴルフが蔓延るポイントだと思いました。


やってみて思うようにいかない。

次はこうすればうまくいきそうだという、改善点がひらめく。

次への期待が膨らみ、すぐにでも行きたくなる。

すると、周りの人から、それはこうするといいのよ、とか、上級者はこうしてるらしいぞ、とか情報も入る。

ゴルフ雑誌には、ワンランク上を目指すスイングなどの記事も載ってる。

どれも自分に思い当たるフシのあることばかり。


よし、練習に行ってスイングを改造して、ラウンドに臨むぞー。


これが世の中の親父たちを突き動かすエネルギーなんです。


でもね、ゴルフはやっぱり客観的に見て、お金も時間も多大に消費する遊びです。

いざやる時に、楽しめる程度の技術を身につければ、それでいいのではと思います。


そんな心境にたどりつくのに、ずいぶん時間もお金もかかりましたが^ ^


音楽が好きであることと、ゴルフやることは相容れないものじゃないし、むしろ両立させることで、人生はさらに豊かになることはよくわかりました。


なので、ゴルフ毛嫌いされてる方がいたら、一度そのフィルターをはずして見ることをお勧めします。