第1部は映画にもなった、ミレニアムの第2部です。
第1部の感想書いてから、ずいぶんと日にちが経ってしまいました。
中心となるのは、第1部と同じ人々。
超絶頭脳のぶっ飛んだリスベット・サランデル、雑誌ミレニアムの編集者ミカエル・ブルムクヴィスト、同編集長エリカ・ベルジェなど。
そこにリスベット・サランデルの過去と交わる人々が加わって来ます。
もちろん、骨となるストーリーは第1部とは違います。
でも第1部を書いて成功したから二匹目のどじょうを狙って書きました、というような第2部ではありませんね、明らかに。
すでに第3部まで読み始めてますが、このミレニアムシリーズ、最初に全ての構想を練って、細かなプロットを決めて書いた、壮大なミステリーであることがわかりました。
たまたま、3部作として分かれただけで。
そして、第2部はこのミレニアムの骨子、核となる物語でした。
第1部よりも面白いです。
自分好みということかもしれませんが、第1部よりもスケールの大きな謎が土台にあります。
ノアールな雰囲気のある、ミステリー。
第1部は前哨戦というか、登場人物に彩りを添える役目だったとも言いきれるほど。
第2部のテーマは一言で言うと、なぜリスベット・サランデルは存在しているのか。
このことを巡り、物語がうねり、爆発します。
この謎は第2部で一応の終結をみますが、第3部は、その結末の余波が更なる展開をしていく物語となります。
いやあ、この第2部を読んで、ミレニアムの凄さがわかりました。
唯一残念なのは、タイミング的偶然が多いところでしょうか。
作者のスティーグ・ラーソンの急逝が惜しまれます。
