4人になったジェネシス。
ジェネシスの魅力の大半を担っていたガブのボーカルが抜けた穴を埋めたのは、フィル・コリンズ。
彼らは、それ以外の部分での音楽面での心配は、ほとんどしてなかったと思います。
やはり、フロントマンであり、圧倒的支持を誇ったボーカリストが変わることをファンがどう感じるか、が最大の悩みだったでしょうね。
それを Trick Of The Tail という素晴らしい作品と、思ったよりもガブに似ていたフィルの声で、誰も予想してなかった高いレベルでクリアしたジェネシス。
このアルバムから、曲を創った人のクレジットがはっきりと記載されるようになりました。
基本は4人の共作ですが、バンクスとハケットがそれぞれ単独名義での曲作りもしてます。
相当練りこまれて創った曲たちなのでしょう。
1曲として捨て曲がなく、演奏のレベルも密度も濃い。
全体としてのトータル感もしっかりしてる。
アンサンブル中心で勢いのある曲から、Ripples, Mad Man Moon, Entangled といった曲まで。
おそらく意識的に結束力を高めたのでしょうが、4人の間でバランスが完ぺきに取れてる。
ジェネシスの歴史の中で、メンバー感の結束がもっとも高かった時期でしょう。
次に発表された Wind And Wuthering も素晴らしいアルバムです。
A面1、2曲目も良いですが、特に後半、B面は、僕にとってのベストジェネシスのひとつ。
このアルバムはトニーがイニシアティブを取ってますね。
全編にわたって、明らかにキーボードが主役です。
曲づくりでも、トニーの代表作と言えるのがずらり。
彼らの活動のひとつのピークです。
ここにきて、ガブ期のような、初めての人を一歩引かせるようなわかりにくさ、とっつきにくさはなくなりました。
ある意味、捻じれてない、わかりやすいプログレの王道とでもいうべきサウンドと歌です。
ニュートラルなプログレ。
ドラマティック+ダイナミック。
ハケットの曲、Blood On The Rooftops はとてもいい味を出した、いかにもギタリストの曲といった佳曲ですが、流れの中で少し違うテイストでしょうか。
それでも、自分たちがやりたい音楽をメンバーの一人一人が深化させ、メンバーの前向きな協力で高めていった、ソロワークをグループワークに昇華できたのがこのアルバムですね。
ただ、この手法は一歩間違うと、ガブ期後半のような不協和音のもとになりがち。
この期も例外ではありませんでした。
ガブ期の後半にひきつづき、またもや4人の音楽性の一部のかい離が起きました。
今回はスティーブ・ハケット。
トニー・バンクスがキーボードでイニシアティブを取り過ぎたためかもしれません。
もうすこし、英国風な、捻じれた音楽が好きだったのでしょうかね。
今までのサウンドキャラクターは案外ハケットがキーポイントだったのかも。
自分の世界を追求するために、ジェネシスを脱退したハケット。
そして3人が残ったわけですが・・・
僕の「Genesis4人期」は、次の And Then There Were Three までを含めます。
なぜなら、このアルバムは明らかに過渡期のアルバムですが、ボウイのYoung Americans が持っていたような、過渡期なりのポジションというか明確な存在感がないからです。
なので、ほかの2枚がこの時期の主役で、このアルバムはオマケ。
トニーを中心にメンバーそれぞれが作った曲を、メンバーが手間も時間も十分にかけずに仕上げたのが明らかです。キーボードは似たような音色が垂れ流し状態だし、アレンジも練りこまれてない。
ジェネシスは時として、その過渡期にこのようなアルバムを出します。
これが玉にキズだなあ。
これは年代はちょっと後だけど、彼らのライブ。
Trick Of The Tail から Dance On A Volcano 。
彼らのライブのエンディングに近い場所で演奏されるオハコでした。
ちなみに、コンサートでは当たり前の照明装置、バリライト。
こういう方向性と色彩を自由に変えられるライティングがステージで欲しいと、ジェネシスが開発したものだと知ってました?
ジェネシスの魅力の大半を担っていたガブのボーカルが抜けた穴を埋めたのは、フィル・コリンズ。
彼らは、それ以外の部分での音楽面での心配は、ほとんどしてなかったと思います。
やはり、フロントマンであり、圧倒的支持を誇ったボーカリストが変わることをファンがどう感じるか、が最大の悩みだったでしょうね。
それを Trick Of The Tail という素晴らしい作品と、思ったよりもガブに似ていたフィルの声で、誰も予想してなかった高いレベルでクリアしたジェネシス。
このアルバムから、曲を創った人のクレジットがはっきりと記載されるようになりました。
基本は4人の共作ですが、バンクスとハケットがそれぞれ単独名義での曲作りもしてます。
相当練りこまれて創った曲たちなのでしょう。
1曲として捨て曲がなく、演奏のレベルも密度も濃い。
全体としてのトータル感もしっかりしてる。
アンサンブル中心で勢いのある曲から、Ripples, Mad Man Moon, Entangled といった曲まで。
おそらく意識的に結束力を高めたのでしょうが、4人の間でバランスが完ぺきに取れてる。
ジェネシスの歴史の中で、メンバー感の結束がもっとも高かった時期でしょう。
次に発表された Wind And Wuthering も素晴らしいアルバムです。
A面1、2曲目も良いですが、特に後半、B面は、僕にとってのベストジェネシスのひとつ。
このアルバムはトニーがイニシアティブを取ってますね。
全編にわたって、明らかにキーボードが主役です。
曲づくりでも、トニーの代表作と言えるのがずらり。
彼らの活動のひとつのピークです。
ここにきて、ガブ期のような、初めての人を一歩引かせるようなわかりにくさ、とっつきにくさはなくなりました。
ある意味、捻じれてない、わかりやすいプログレの王道とでもいうべきサウンドと歌です。
ニュートラルなプログレ。
ドラマティック+ダイナミック。
ハケットの曲、Blood On The Rooftops はとてもいい味を出した、いかにもギタリストの曲といった佳曲ですが、流れの中で少し違うテイストでしょうか。
それでも、自分たちがやりたい音楽をメンバーの一人一人が深化させ、メンバーの前向きな協力で高めていった、ソロワークをグループワークに昇華できたのがこのアルバムですね。
ただ、この手法は一歩間違うと、ガブ期後半のような不協和音のもとになりがち。
この期も例外ではありませんでした。
ガブ期の後半にひきつづき、またもや4人の音楽性の一部のかい離が起きました。
今回はスティーブ・ハケット。
トニー・バンクスがキーボードでイニシアティブを取り過ぎたためかもしれません。
もうすこし、英国風な、捻じれた音楽が好きだったのでしょうかね。
今までのサウンドキャラクターは案外ハケットがキーポイントだったのかも。
自分の世界を追求するために、ジェネシスを脱退したハケット。
そして3人が残ったわけですが・・・
僕の「Genesis4人期」は、次の And Then There Were Three までを含めます。
なぜなら、このアルバムは明らかに過渡期のアルバムですが、ボウイのYoung Americans が持っていたような、過渡期なりのポジションというか明確な存在感がないからです。
なので、ほかの2枚がこの時期の主役で、このアルバムはオマケ。
トニーを中心にメンバーそれぞれが作った曲を、メンバーが手間も時間も十分にかけずに仕上げたのが明らかです。キーボードは似たような音色が垂れ流し状態だし、アレンジも練りこまれてない。
ジェネシスは時として、その過渡期にこのようなアルバムを出します。
これが玉にキズだなあ。
これは年代はちょっと後だけど、彼らのライブ。
Trick Of The Tail から Dance On A Volcano 。
彼らのライブのエンディングに近い場所で演奏されるオハコでした。
ちなみに、コンサートでは当たり前の照明装置、バリライト。
こういう方向性と色彩を自由に変えられるライティングがステージで欲しいと、ジェネシスが開発したものだと知ってました?