スクリッティ・ポリッティ。

シンセの使い方が新鮮でした。
DX-7 にゲートリバーブを多用し。
アタックだけを取り出して、パーカッションのように使います。
エレピと緻密に重ねていく。



ひたすらクリア。
なんという歯切れの良さ。
今聴いても、とても気持ちいい。

光ファイバーがきれいに緻密に編み込まれたような、白色LEDを思い起こさせるような、音楽。
充分な輝度を持って、光を燦然と放つにも、熱がない。
あくまでもクール。
グリーン・ガートサイドの声質にも寄るところも大ですが。

あの時、時代ひとつ分抜けてた印象でしたね。

方向性は違うけど、今、Animal Collective を聴いて感じる印象に近かったな。

世間的に話題になったのは、この1作前のCupid And Psyche 85 ですが、僕が好んでるのはこのアルバム、Provision です。
前作よりも、より方法論が研ぎ澄まされた印象です。

$煩悩の日々

マイルス・デイビスがゲスト参加した、Oh Patti なんて曲もあります。
マイルスは、自分のアルバムでも、スクリッティの曲を取り上げてます。

彼は、何年かに一度アルバムを発表し続けてますが、今のところこの頃がピークですね。

最新作、White Bread, Black Beer の1曲目には、Boom Boom Bap という、再生するイヤホンを選ぶほど音圧の高い低音が入っている曲があります。

もしかしたら、スクリッティが新しい方向性に踏み出す可能性を秘めた曲です。