中高生のころ、アルバム1枚を買うの、ホントに大変でした^ ^

バイトできない中高生は、少ない小遣いで2500円もするLPを買うの、それこそ清水の舞台状態。
だからこそ、一度買ったレコードは絶対に後悔するもんかと自分に固く誓い、気に入るまで何度も何度も聴いたもんです。

買うまでもイベントですからね、候補を頭に描いて、学校の帰りにレコード屋にワクワクしながら立ち寄って。

もう買うと決めてきたのにレコード屋でまた迷い。
帯の宣伝文句を一生懸命に読んで、こっちにしようか、それともそっちがいいか。

音楽雑誌ではこれが傑作だと書いてあったけど、あの評論家の言うことはいいかげんなことが多いしな。

結局迷って買えないこともしょっちゅう。
でも家に帰っても、そのことが心残りで勉強も手に付かず(してた記憶もあまりないが)、また買いに行ったりして。

その分、一生懸命聴きましたね。1枚1枚。
最初からおお、というLPばかりじゃありません。
何度聴いても、ピンとこないものもあります。
自分の感性が良くないのか、聴きこみが足りないのか。
何度も何度も繰り返し聴きます。

そのうちメロディーやアンサンブルを憶えてきて。
実はそんなに良いとは思えないけど、愛着が湧いてきて、まあいいんじゃない、と。

もちろん、好きで気に入ったものも何度も聴いて。
そのうち歌詞は意味もわからず、音として憶えて、空で歌えるように。

そうやって学生時代、なけなしの小遣いで買ったレコードは、やはり宝物。

自分が使った2500円は充分に生き、アーティストが一生懸命に創り上げたアルバムは、その意図通りの順番で、しっかり聴きこまれ、そのリスナーなりの主観的評価がしっかりと下されたのでした。

(つづく)

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これは、もっとも買うまで迷う時間が長かったアルバムでしょうね。
なにしろ、初めて買うグループでしかも2枚組。

Genesis "The Lamb Lies Down On Broadway"
$煩悩の日々

それも普通の2枚組だと3800円くらいなのが、たしか4400円くらいしたはず。
これをレジに出す時のドキドキ感、今も憶えてます。
おお、すげえこのLP、と思ったときは、うれしかったなあ。