大学生になったらレコード屋でバイトを始めました。

バイト始めたのは普通の国内盤だけを扱うレコード屋。
なぜか奇跡的に、その隣にはなぜか輸入盤専門店が存在しており。

これは最強の環境です。
その輸入盤専門店では中古も扱ってます。

今のように新譜情報がネットでとれる時代じゃありません。
音楽雑誌と、レコード屋の新譜情報だけが頼りです。
イギリスで発売になったからといって日本でも出るのか、それはいつになるのか、まったく不透明な時代です。

自分が欲しい情報やレコードは自分の力で探さなきゃ、なりません。
YouTubeもないので、試聴するのも一苦労です。
(レコード屋にしてみると、試聴させてと言われるのはウェルカムじゃないんだよね)

結果、バイト中も自分の足で探すんで、自分の店でバイトしてるんだか、客をしてるんだか、隣の店で中古盤漁ってるんだか、自分の状態が意味不明です。

と~っても、時給の安いレコード屋でしたが、すべてのレコードが8ガケで買えました。
(でも、なんだか自分が働いて給料もらったのを戻してる気がして、釈然としません)
あっという間に店員とツーカーになった輸入盤屋では、お友達価格です。
特に中古なんて価格があってないようなもの。
それはもう、買いまくったなんてもんじゃなく。

ちなみに、中古で買うものはもう流通してなくて入手困難なアルバムです。
掘り出し物も、たくさんゲットしましたぜ。

もっともたくさんLPを買った月は、LP+CDで36枚買ってたことに後から気がつく始末^ ^

アーティストやレーベルに狙いを定め、良いと雑誌で読んだもの、店員のオススメ、ジャケ買い、試聴買い、とにかくひたすら音楽を聴いていたこの時期。

ある種のオトナ買いですな。
確かに買える時に買わないと二度と買えないような限定版や中古も多かったですが。
そのうちCDが出始め、二重買いも増え始め。

この頃、働いて得たお金は音楽と本と飲み代で全部なくなってましたね。


それでも考えてしまいます。

・・学生時代だから時間はたっぷりあったはず。

これほどまでに買ったアルバムをどの程度聴きこめていたのか?

はたして、中高生の頃のような純粋な気持ちで音楽に向かえていたのか?

第一印象で良し悪しを決めて、二度と聴かないようなアルバムはなかったのか?

買って、入手するだけで、満足してなかったか?

2500円という音楽の値段。
500円くらいに感じて、消費の対象にしてなかったか?


猛省ばかりです。。。


でも、2500円という価値の音楽を、なんとか安く、あわよくばタダで手に入れて聴こうなんて気は、毛ほども起きなかった。

音楽を創った人、供給サイド、これらの人たちには、その価値を認めた証拠を購入というカタチできちんと示すべきだと思ってた。


(つづく)

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当時の4ADレーベルは、それは勢いのあるミュージシャンがたくさんいました。
ジャケットも印象的なものが多く、自然とジャケ買いもヒンパンに^ ^

その中で、印象的なこの1枚。
当時12インチシングルが出て、アルバムを期待して待つも、MASSとAdam & The Ants に分裂してしまいました。

Rema Rema "Rema Rema"

$煩悩の日々



YouTubeでは聴きとりにくいですが、圧倒的な低音のボリュームです。
重くうねるようなビートとギター。ある種4ADの典型的なサウンドですが、存在感が凄かった。
隣の輸入盤専門店で買い、気に言ったもので、自分がバイトしてる店でかけまくってました。
売ってないレコードを^ ^
あの時の店長、よくガマンしてたなあ。