皆さん、今年はどんな年でしたか。

世界に未曾有の金融危機が訪れ、その津波が実体経済に押し寄せ、日本を含む全世界が不況と雇用減に喘ぎ、日本に住む我々の生活も無関係ではいられませんでした。

来年はまだその余波で、へたをすると景気の二番底も想定される状況ですが、少しでも明るい方向に進んでほしいものです。

音楽業界も、日本人の可処分所得が減り、雇用が不安定な状況ではなかなかCDの売り上げを伸ばすのは難しいでしょう。
デフレも進行し、円高の影響で輸入盤が安くなってもいるので、日本盤はさらに苦しい状況が想定されます。

特効薬はないので、とりあえずこの嵐が過ぎ去り、我々の生活体力が戻ってくるのを待つしかないでしょう。

ところで、大晦日ですね。

少し前までは、大晦日の21時を過ぎたころ、その年最後のアルバムを聴くことにしてました。
選ぶのは、その年の締めにふさわしい、圧倒的な強さをもつアルバムでした。
2~3年連続で、King Crimson の「太陽と戦慄」を選んだこともあります。
特に、パートⅡで終わらせるのが好きでしたね。

最後の部分の、すべてを肯定し超越していくかのようなフリップのギター。
ゆっくり収まっていく重く響く低音。
淀んだものをそれで剥ぎ取り、次の年を迎える準備をすませました。

最近は、むしろ穏やかに、心安らかに大晦日は過ごしたい。
特に今年は波乱の年でしたので、粛々と年を越したい。

そんな気持ちにふさわしい曲をお届けします。

Brian Eno "Another Day On Earth" から "This"



イーノのボーカルは不思議な暖かさがあり、癒されます。
(映像はテーマと関係ないですね、すみません)


それではみなさんに、良い年が訪れますように。