書こうかどうか迷ったんですが、書いちゃいます。
今年期待して買って、残念だったアルバム。
ファンのみなさん、許してね。

Brian Eno & David Byrne
"Everything That Happens Will Happen Today"

$煩悩の日々

彼ら二人による20年以上ぶりのアルバム。

しかもその前作は、ロックとアフリカンりズムとサウンドコラージュが有機的に結合した、当時のミュージックシーンでのエポックメイキング的なアルバム。
大傑作です。

僕も、何十回聴いたかわかりません。
これは期待するなと言われてもムリですね。
前作で良かったからと言って、少なくとも同じ方向性を期待してはいけないこともわかってます。
今、あれと同じことをやっても意味ありませんし。

ところが、、
前衛音楽やってた人が落ち着いたらいきなりカントリーをやってしまったような。
もちろん彼らならではの工夫も、サウンドプロダクションもあるんですが。



おう、久しぶりに二人で何かやろうか。

うん、いいねえ。

ちょっとデモ送るからさ、いい感じに音のっけてみてよ。

よし、わかった。

お、なかなかいいんじゃないの~

ちょっとバリエーション付けてさ、アルバムできそうじゃない?

いいいかもねー。

もうちっと過激なのも入れよっか。

まあ、いいんじゃない~このままで。感じ出てるし。

そうだなー、まあオレらがゆる~い感じ、ってのも貴重かも~

たぶん、二人とも途中から疑念がわいてきても、引き返すに引き返せなかったに違いありません^^
やはり、彼らには、心の奥底で時代の先鋭を求めてしまってるのかも。

でも、これはこのアルバムに惹かれなかった原因の6割。
残りの4割は、実はバーンのボーカルです。

大味なんだよな~。
せっかく音を緻密に積み重ねても、このひとが歌いだすと台無しになっちゃう。

もともとバーンのボーカル、好きじゃないんですよね。
前作Bush Of Ghostsは、ボーカルトラックがなかった。
トーキングヘッズのRemain In Light はリズムセクションの強烈な存在感でボーカルが目立ちにくかった。
なので僕的には問題ありませんでした。

しかし、このアルバムは歌が中心です。
どうせなら、イーノに歌って欲しかった。
イーノのボーカルはすごく好きなんです。
あの適度に湿った体温の高くない歌が好きです。

今回の評価は、期待感が高すぎたことと、生理的な好き嫌いに左右されたということでご勘弁。