Marc Almond。
退廃的で、背徳的。
僕の中では、SUEDEや前期David Bowieに似たナルシシズムを感じます。
と、思ったら、子供の頃ボウイのファンだっとか。
彼らに、さらに耽美的というかデカダンの香りを強く振りかけたのが、この人。
そういう意味では、好き嫌いもハッキリ出るでしょう。
カタカナ読みではまったく同じ、Marc Armond というグループがアメリカにありましたが、これとは違います。
こっちの人達も素晴らしい音楽を作ってました。
Marc Almond、彼の活動は、最初がSoft Cellというエレクトリック中心のグループ。
それを解散して作ったのが、Marc+Mambas 。
これはソロに近いですが、よりスパニッシュデカダン(そんなものあるのか?)の香りが強くなります。
それも解消して、完全なソロに戻って、今に至るわけですが、全盛期と言えるのは、Soft Cell、+Mambus、ソロになってからの数枚でしょう。
どれがベストかは、そのデカダン風味のかかり具合をどこまで許容するのか、で異なります。たぶん。
アクの強さの度合いがハマれば、相当ハマります。
僕にとっては、Mambasはちょっと強すぎ。
Soft Cellとソロの中盤あたりがツボですね。
1990年に出たソロアルバム、Enchannted。
彼の個性が色濃く出てます。
退廃的。耽美的。背徳的。
楽曲も粒ぞろい。
その中でもハイライトは、Lover Spurned、Orpheus In Red Velvetあたりでしょうか。
バランスを一歩間違えると、場末のキャバレーでかかってる歌謡曲のような雰囲気になるでしょう。
しかしその妖しさがたまりません。
ひとつ前のStars We Are では、Nicoとのデュエットをかましました。
実はこの曲がNicoの生前最後の歌唱だったとも言われています。
この曲でのNicoとの壮絶なデュエットも最高です。
