雪は好き? ブログネタ:雪は好き? 参加中
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しんしん。

しゃらしゃら。

ぎゅっぎゅっ。

ばさっ。

東京にいると聴こえない、雪の音。
雪国の人には日常の音が、僕には憧れの非日常の音になります。

とっても静かなところで雪が降る音を聴くと、本当に、しんしん、と聴こえるようです。

しんしんと降り続く雪の中を、防寒着を着て歩くとき。
そのナイロンの表面に雪があたる音が、しゃらしゃら、と聴こえます。

気温が零下10度以下の極寒の地に積もった雪の上を歩くとき。
まるで片栗粉の上を踏みしめるかのように、ぎゅっぎゅっ、と足の裏が音をたてます。

木の枝に降り積もった雪が、自分の重みに耐えかねて枝から滑り落ちる音が遠くで聴こえます。
ばさっ。

なぜか、雪の音はカタカナでなく、平がなで書くのが似合います。

こんな音たちと、零下の世界が繰り広げる、雪の、氷の芸術を味わうために、毎冬信州や北海道に行っていました。
今でも、その静寂とゆっくりとした時間の流れが記憶から溢れてくるようです。
明かりを落とし、暖炉に火をくべて、ときどき薪を足しながらひたすら炎を見つめる。
手にはマッカラン18年のトワイスアップ。
耳には、パチパチとはぜる薪の音と、しんしんと降り積もる雪の音だけが聴こえます。

この世のぜいたくですな。

この時間を味わうために、車をフルタイム4WDに変えました。
タイヤも1年中スタッドレスだったこともあります。

ここ何年か、雪のある世界を訪ねていません。
カラダが、ココロが、耳と目が、それを欲しているようです。

雪。