Radiohead "Amnesiac"
ともに、不思議によく聴きます。
以前、「疲れを削り取る音楽」という記事で、疲れたら聴きたくなるアルバムはこれだ!特集を載せましたが、これは「気分的に体調的にニュートラルな時に聴く音楽」ですね。
う~ん、うまく説明できてない・・
要は、音楽から強い刺激を受けたいという欲求のない時に、自然体で聴く音楽、という感じでしょうか。
Radioheadには、Bends以前、OK Computer、Kid A+Amnesiac、それ以降 という4つのフェーズがあります。
彼らが他のミュージシャンと大きく異なるところは、やはりKid A+Amnesiac時期でしょう。
BendsとOK Computerは、アルバムのカラーとその音楽の存在感において、2枚の間には大きな違いがありますが、アルバムごとに曲には似たトーンがあり、アルバムの個性を作り上げています。
Kid A+Amnesiac時代の彼らには、そのアルバムを通した音の感触というものは強くありますが、曲ごとに傾向が似ているかと言うと、ほとんど希薄といっていいほど。
そこに収録された曲はひとつひとつが異なった個性と世界観を持ち、とても高い質と練り上げられたであろう構造を持つ。
そしてこれが代表曲と断言できる存在感の強い曲もないかわりに、カンペキに埋没する曲もない。
すみからすみまで、アーティストによって設計・制御された音空間。
ニュートラルでフラットでオープンな状態の自分が、音の隅々まで目を凝らして、それをそのままに受け入れるべき音楽。
自然体で聴く音楽。
それが、Radioheadのこの2枚。
Radioheadについて語ると、どうしても冷静になっちゃいますが、好きでたまらんアーティストです。
(ジャケットのセンスは除く)

