「初期」をご紹介してから、もっとも重要というか、代表的な「前期」を忘れてました。


ボウイの前期は、Ziggy Stardust から Diamond Dogs まで、と決めております。

いわゆる、仮想キャラクターを次々と演じていたころですね。

ここには、音楽的にも視覚的も、もっともポップでキャッチーなボウイがいます。

また、ミック・ロンソンというギタリストにも恵まれました。


この3枚から、どれが前期の代表作か?と問えば、ボウイに思い入れのある人それぞれバッラバラな答えが返ってくるでしょうね。

それぞれの持つ特徴をハッキリ言うのは難しいですが、どれもトーンが微妙に違います。

1枚ごとに、少しずつ黒っぽくなっていく感じはします。


そこで僕の1枚。


煩悩の日々


Aladdin Sane。 意外ですか~

このアルバムがもっとも好きです。

ボウイの中で1枚だけ持って島に行け、と言われたら、さんざん悩んでこれにするでしょう。

好きな曲がたくさん入ってます。

ちなみに、全部歌えるくらい歌詞を覚えてます。語感でだけですが。


マイク・ガースンのいかれたピアノソロが素晴しい独特の雰囲気をもったタイトル曲。

ノリノリでスピード感あふれる、Watch That Man。

そして、このアルバムが好きなのはこれらの曲があるから。

Drive In Saturday, Time, Prettiest Star, Lady Grinning Soul の4曲。


この4曲に共通するのは、そこはかとなく流れる切なさ。

他のアルバムでは見ることのない、センシティブ(でも弱いわけではない)なボウイがいます。

なんでしょう、そういう意味では前期3枚の中ではもっとも統一性がないというか、明確なコンセプトに貫かれているわけではないのが、逆に曲のバリエーションとなって、魅力度を増してる感じです。


4曲とも、ミック・ロンソンのギター、マイク・ガースンのピアノ、ともにキラキラ光ってます。


自分にとっては、Ziggyはコンセプトが明確でわかりやすいだけ、深みがちょっと不足。

Diamond Dogsもそれに近いですかね。

でも、このアルバムも曲のバリエーションが豊富で大好きな曲が多いですね。

A面全部好きです。

B面もRock'n Roll With Me ~ We Are The Dead の流れがたまりません。

おっと、またレコードのノリが出てしまいました。


やっぱり、3枚とも好きだということを再認識。

チャンチャン。