煩悩の日々

やっぱり乗せられました。フリップ商法。


この2009バージョンは、オリジナルマスターの焼き直しではなく、パートごとのマスターをリミックスし直したもの。

先日ご紹介した宮殿の2009バージョンも同じ手法でした。

ああ、同様に5.1chの再生機を持ってないので、このレビューはCDについてです。


やっぱ、音質の改善は一目瞭然。

今回は聴き比べていない (てか、聴き比べる相手のCDがいない。。リマスターされようがシカトされてきたLizard君) ですが、昔聴いたレコードの音質の記憶より、はるかにいいです。


いくら音質が改善されても、音楽の印象が改善されるわけではありません。

しかし、音質が良くなると、きちんと向かい合って聴きこんでみようという気になります。

CDなのでWalkmanに取り込んでみようという気になります。


おお、ジョン・アンダーソンがボーカルとってる曲があったんだ~

キース・ティペットが参加してたじゃないの、なんてことを忘れるのか~

などと思いながら全編を初めて?通して聴きました。


わかりました。なぜこのアルバムを遠ざけてたのか。

フリップのあのギターの音色がほとんど聴けません。

Lizard(曲の方ね)の最後のパートで小さめにソロ弾いてるだけ(だったような)です。


あとはジャズ的な楽器とフレーズを、プログレ的な重ね方で創ったアルバム、という印象。

それはそれで、クリムゾンと思わなければ楽しめるのかもしれないです、この音質であれば。


フリップがほとんどいないに等しい+

ボーカルがグレッグ・レイクでもウェットンでもない+

ドラムがブラッフォードでもジャイルズでもない。

=やっぱりこりゃ、僕にとってはクリムゾンじゃありません。


でもポーキュパイン・トゥリーのスティーブ・ウイルソンは、とっても好きなアルバムだそうです。

彼の一番したかった5.1chサラウンドはこのアルバムだそうです。

聴いてみたい気もします。

宮殿でも、Redでもないので、素直に5.1chサラウンドバージョンを聴ける気がします。