いやー、まいりました。


煩悩の日々

King Crimson40周年で発売が始まった、リマスターシリーズ。

この人たち(というかロバート・フリップ)は異常なくらいのリマスター好きというか、再発好きで、同じアルバムでもバージョンが死ぬほどあります。

同じ紙ジャケでも時期によって、発売元によって印刷が違うそうで・・・

たぶん、コレクターの人たちは全部揃えてるんでしょうね。

Disk Union大儲けです。


今回発売となったRedは、僕にとってCD2枚目です。最初のCDバージョンを買っただけ。

この時代のアルバムは、Genesisなどのようにリミックスに踏み込まないと、根本的な音質改善にはならないと思っており、特にリマスターが新しくなったといって、買い足さなくても良いと判断してました。


今回のRedも、アルバム部分は2004年リマスターのまんまということでまだ聴いてません。

急いで聴かなきゃというほどには、変わらないだろうなと思っているので。

スティーブン・ウイルソンのやったサラウンドミックスも、うちにはサラウンドシステムがないもんで、豚に真珠です。

なので、それほどには期待してなかった、のですが。。


では、何がまいったのか。


おまけの第3期クリムゾンのライブ映像!


Larks' Tongues PartⅡ~The Night Watch~Lament~Starlessと続く、クリムゾン最盛期のライブ映像。

今観れるとしたら観たいライブはどれか。と聴かれたら、この時期のクリムゾンか、Santa Monicaのボウイ、と答えるであろうほど、昔からあこがれ続けたライブ。

当時よりも演奏力は格段にアップしたであろう、自分たちですら越えられない、最強のクリムゾン。


それが、映像も音も、予想以上にまともな状態で収録されています。


それも、最高傑作Lark PartⅡが観たくてたまらんのはもちろんですが、The Night Watchまでもが入っているじゃありませんか!!

Starless And Bible Blackで、Fractureとならんでたまらないくらい好きな曲です。

クリムゾンの持つ繊細さが猛らんとする荒々しさを抑えてる、絶妙なバランスの曲です。

このフリップのギターの音色!この人にしか出せない、生き物のような音色がたまりません。


このライブ映像を観ると、たしかにThe Night Watchのスタジオ盤はオーバーダブじゃないと成り立たないのがよくわかります。

いくら超人フリップでも、メロトロンとギターを同時にひくことはできませんから。

それでも目の前であのフレーズをあの音色で弾くフリップ。

いや~たまらん。フリップの超然としたカメラ目線が少し恐いけど。


Lamentで、パーカッションを楽しげに叩くブラッフォード。

この人のドラミングも素晴らしい。チューニングの高めの固いスネアの音。

ジャズの雰囲気の強いリズム感。

クリムゾンの音を形作る、唯一無二、重要なファクターです。


Starless。

ライブではここまでダイナミズムが高まる曲だったのか。

完ぺきなリズムセクション。ウェットンの力強いボーカル。

フリップのディストーションの効いたリフ。


見ることはないと思っていた、奇跡を見ているようでした。


これで、Starless And Bible Blackを出されたら、、、ずるいなあ、フリップ。