息子あーごんは、たっぷり2時間眠った後、普通のお昼寝の時と同じようにむくっと目覚めました。ほんとに普通に。

いやーあの時は驚いたね!
お揚げ食べる時は気をつけないとね。 


そんな話で終わるはずだったのですが…


この数日後から、主に朝、起きて2時間後ぐらいの朝ご飯の途中~終わるタイミングで、決まって青ざめていきながら白目になり、時には嘔吐も伴いながら崩れ落ちる、というのがかなりの頻度で起こるようになりました。


この頃のあーごんは朝ご飯の食べが悪く、必死に量を増やそうとしていたので、「無理させてるのかなぁ、ストレスから来てる?」とか「貧血とか?」などと思い、ネットで検索しまくりましたが、ぴったり合う病名は見つかりませんでした。

娘が風邪をひいていたので、自宅近くの小児科で診察してもらうついでに、あーごんのことも先生に相談しました。動画が撮れるようなら撮って次回見せてくださいと言われ、見てもらった時に初めて「てんかん」が疑われました。


「てんかん…っぽいけど、ね」と。


貧血、ストレス、アレルギー体質…
想像してたのとはまったく違う診断に、頭が真っ白…いや、心臓がばくばくして膝に乗せている自分の手からは汗が滲んで、自分の体ではないような、でも先生の話を聞きこぼさないようにと、必死で先生を見つめていました。

この時、よく椅子に座っていられたと思います。

この後、紹介状をもらい小児脳神経の専門クリニックに行き、脳波測定とMRIの検査を経て、正式にてんかんと診断されました。


これが、息子あーごんの、てんかんの始まりです。




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