7.人生は自分が創造しているのか? でも話しましたが、自分が自分の現実と未来を創っているのか、それとも、人生のすべてのストーリーは台本があり決まっているのか。。。

「引き寄せの法則」は上手くいかないと思いながらも、長い間、人生はすべて自分が選択して決めている、そして、未来は今の自分が創っていると漠然と思っていました。だから、自分の思考、意識、心の在り方が大切なんだと。上手くいかないと、自分の心が安定していないから、思うようにならないと。そのように思ってきました。

しかし、人生にはまったく予想もつかないことが起きます。なんでこんな目に遭うんだ!と思うことも多々ありました。なんで、こんなに気持ちが落ち込みウツっぽくなるのだろう?とか、思考も感情も日々、自分の意志と関係なく動きます。動くと言うか、思考や感情がやって来るという感じでしょうか。不安や恐怖は、スゥーと自然にやってきます。そう、自然にやってくるという感じです。

そんな経験を繰り返していると、もしかすると、自分が日々思考したことが現実化するというのは無理があると思うようになりました。人間には、本当に完璧な自由意志があるのだろうか。起こることは起きるようになっているのかもしれないと感じるようになっていきました。それこそ、大まかな出来事は、生まれる前に決めて、この世に生まれてきたのではないか?と思うこともありました。

そして、ノンデュアリティ、非二元に出会って、人生には青写真というよりも完璧な台本があるのではないかと思うようになり、そういう意識で毎日を、少し俯瞰して自分を見つめて過ごしていると、少しずつですが実感が湧いてきました。

そして、2015年に、大和田菜穂さんの「すでに愛のなかにある(ナチュラルスピリット)」という本を書店でたまたま見つけ、とても衝撃を受けました。あっ、この本に書かれていることは、自分が漠然と考えていたことかもしれないと。

この本で、ノンデュアリティという言葉を初めて知りました。ノンデュアリティは日本語では「非二元」で、「2つでない」ということです。ノンデュアリティの考え方は、この世はすべてがひとつのエネルギーで構成されているというものです。善と悪、光と影、私と他者という相対するもので成立している世界が二元で、非二元は、その境が無く一体だということです。

境が無いので究極的には、私という個はいない、そして、起きることは全自動で起きているので、自由意志は無いということですが。。。当時は、よく消化できませんでした。それから、不思議とノンデュアリティを語る人に出会ったり、関連する書籍、YouTubeが次から次へと飛び込んできました。そして、自分のなかで消化して、少しずつ理解が深まってきました。

ノンデュアリティ、非二元の理解が深まるにつれ、やはり、人生のストーリーには台本があるんだという思いが強くなりました。そして、この宇宙はビックバンから始まったとしたら、その時からストーリーは始まったのかもしれないと思うようになりました。

「引き寄せの法則」について全面否定しているということではありません。むしろ、ツールとして活用できるかと思います。非二元を知り、そう思いましたが、また、お話します。