40を超えてから頼るようになった物事がいくつかある。




癒やしの存在の岩塩ランプと、お守りのような存在のパワーストーン。どちらも悪いものから守ってくれていると信じている。


それにもう一つ。心が弱った時に頼る占い。




同じ人間はいないように、生まれた日、時間、場所は違うので。




生まれた時の自分からみた星の位置「ホロスコープ」でみていく占いは一番信用している。




無料サイトで生年月日、生まれた場所と時間を入力するとホロスコープが簡単に出てくる。


それをみながらアメブロなどの解説を当てはめてみたりしている。




出生時間で結構変わってくるので、母子手帳でちゃんとみた正式な時刻をいれることが大事だったりする。




星と星の角度とか、逆行とか、難しいことはよくわからないので、噛み砕いた説明をみて、ふむふむと参考にしている。




星の一つに土星があるのだが、土星というのは制限、課題などを示すそうで。



ホロスコープという円の中に、ケーキを12個に切りわけたようなハウスと言われる部屋の領域のうち、「土星」がどこに入っているかで自分の人生の課題がわかるという。




ハウスには「自分」や「お金」、「労働」とか部屋ごとに意味がある中で、私は4番の部屋、家族や自分の居場所というような内容の部屋に土星が入っているようだ。




そうだったのか。確かにそうだ。家族と居場所。ずっと課題だったな。




勉強しろと毎日親に言われてて、親からの圧を周りに知られないように、必死だったな。


携帯のない時代、男の子から電話があった時は、すごく不機嫌に、顔をしかめて母親が電話を取り次いだのを忘れない。親の機嫌をうかがいながら過ごしたな。




友達にも嫌われないように。浮かないように、ずっと周りにあわせることに気を遣っていたな。





そして今も。旦那の機嫌に左右されながら暮らしている。




旦那はこの間、骨髄バンクに登録したそうだ。ボランティアとか献血とかもして。立派なことだと思うのだが。




なんか腑に落ちない。





先日もスーパーで3袋分買い物をして、

大急ぎで洗濯物を取り込んだら、少だけ休んですぐに夕飯を作る。



旦那も同じ時間に帰ってきたが、おやつを食べてランニングに出かけた。




仕事後はずっと自分の時間なのだ。




私はみんなの食べている間にお弁当箱4個を洗い、明日の弁当の準備をし、ご飯を食べたらまた大量の洗い物をする。





置きっぱなしになった山積みの洗濯物は寝る前に、最後の力を振り絞り片付けた。





知らない他人には親切にできるのに、近くにいる人には優しくもできないのだろう。




「母さんは女だから、1日中働かないといけないんだ」と息子に愚痴ったら




「俺は2分の1の確率で男を勝ち取った!」と長男は言った。


「でも、性別じゃなくて、誰と結婚したかのほうが大きいと思うよ」とも付け加えた。




よくわかってるではないか。


それでも、私は次に生まれ変わるなら男になりたいと思っている。そして、結婚をしない人生もいいのではないかと。




子供たちのことは大好きだけど、自分の人生を生きてみる人生もいいのではないかと思う。




隣の芝生は青く見えるだけなのかな。

毎日洗濯物を干したり洗い物をしながら、修行だと言い聞かせ、心を無に近づけて作業をしている。




歳を取ったら、子どもと過ごせた時間は幸せなだったたなと、この修行の毎日さえも懐かしい思い出になってくれたらいいのになと思う。