逆井城
享徳年間(1,456年頃)逆井氏により築城された平城、1,536年後北条氏の軍勢に攻められ落城
落城後は後北条氏により築城しなおされ、以後1,590年の廃城まで後北条氏の拠点となっていたと言われています
当時、城の北は飯沼という沼に接していて、沼に囲まれた「後堅固の城」でもあったそうです
逆井城跡公園
当時の土塁や堀の一部が手つかずの状態で現在まで保存されている城郭跡を歴史公園として整備したものです
戦国時代の城郭をイメージできる建物が多く建ち並んでいるのが特徴です
公園入口:西二ノ曲輪の木橋と二層櫓
二層櫓と左に井楼矢倉、土塀も良い雰囲気ですね(これらは遺構ではなく時代考証に基づいた復元です)
井楼矢倉(せいろうやぐら)
南西角と北東角、対角線に2ヶ所組まれています
物見矢倉として、自軍の動勢を把握するためのものとして利用されたもの
城の西側にある蓮沼は、かつての飯沼に船を出すための入江だった所
関宿城医薬門
関宿城の城門と言い伝えられる門を移築したもの、現在は主殿への入口となっています
主殿
潮来市にある大台城の発掘調査結果を参考に復元されたもの
前には枯山水の庭園が広がっています
観音堂
旧岩井市の大安寺にあったものを移築・復元したもの、1,588年建立の棟札が残っています
空掘りと鐘掘り池
落城の際、城主の奥方(又は娘)が先祖代伝来の釣鐘をかぶってこの池に飛入水したと言われていて、この釣鐘を探そうと何人もの人が池を掘ったため「鐘掘り池」と呼ばれているそうです
一ノ曲輪は今は雑木林となっています
櫓門と木橋
一ノ曲輪の東の出入口になります
逆井城跡の発掘調査を元に復元されたもの
東二ノ曲輪は広々した芝生広場です
その北側に広がる水田これがかつての飯沼です、東西1㎞、南北20㎞にも及ぶ巨大な沼がここにあったんですね
江戸時代、八代将軍吉宗の命により干拓が行われ現在の姿になっています
城郭ですから立派な土塁や堀がたくさんあります
左が土塁を屈曲させた「横矢掛かり」です
ふる里さしま古城まつり
10月12日は「ふる里さしま古城まつり」の開催日でした
前日とは違って大賑わいでした^^
メインステージのある芝生広場(東二ノ曲輪)
たくさんのお店が立ち並び、景気の良い太鼓やお囃子が鳴り続けていましたよ
東二ノ曲輪の一番奥で行われていたのはふれあい農業祭
三ノ曲輪ではわんぱく相撲が行われていました
面白いなぁ、ずっと見てしまいました^^
お土産
バナナケーキ(1袋2個入り 100円)、美味しかったもっと買っとけばよかったw
柿(1袋100円)、青いけど甘い柿でしたよ
お赤飯(200円)、みんな安いのよね~、来る前にラーメン食べてなければもっといろいろ食べられたなぁ(^^ゞ
前から気になっていた「逆井城後公園」ようやく行ってきました、戦国時代へタイム・トリップしそうな建築物も見れて満足です
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