「千葉県立 関宿城博物館」、復元された関宿城御三階櫓は4階建て内部は博物館になっています
4階展望室からの眺め
左：北方向には利根川が流れています、対岸の茨城県側堤防はお城+富士山+夕日が共演する屈指の撮影スポットになっています
右：西方向利根川上流側、左奥にうっすら赤城山、その下に橋脚が並んでいるのは工事中の圏央道、中央の緑が切れているところが利根川から分岐した江戸川の起点
博物館周辺は「関宿にこにこ水辺公園」となっていて広場や遊具があり、家族連れで楽しめます＾＾
関宿城址
博物館から少し南の木に囲まれたところが関宿城址です
今は何もない原っぱになっています、城址から見た御三階櫓です
中之島公園（公園の看板によると江戸川流頭部中之島公園が正式名称か）
博物館側から橋を渡ると江戸川の中洲になるのでしょうか、中之島公園があります（住所としては茨城県五霞町のようです）
広くない公園ですが緑いっぱい、そしていろいろな土木遺産があります
コブシの大木
関東地方最大級のコブシの木だそうですよ、今は実をつけていました
江戸川橋梁：ポニー型ワーレントラス橋
明治４０年に総武鉄道の江戸川に架けられたものを、長さを３分の１に縮めて復元移設
左：旧関宿水門水位観測所、昭和63年まで使われていたそうです
右：棒出しの石、棒出しとは人工的に川幅を狭めるために作られた土手のこと、岩船山から切りだされた岩舟石だそうです
江戸川に架かる「関宿水閘門」 土木学会選奨土木遺産の認定書のレリーフ
昭和2年完成の水閘門
水門は常時開、洪水時は水閘門ごと水没してしまうためその役割は終えています
水閘門の閘門部分
かつては閘門は船で行き来するために水位を調節するところでしたが、船の行き来もなくなり今は常時開となっています
洪水の痕跡
水門の壁に水位の上った記録が記されています、一番上のラインは「昭和34年8月14日 6.98ｍ」とあります、がこれまでで最も水位が上がったのは昭和22年9月15日のカスリーン台風の時で8.47ｍだそうです
博物館駐車場南側では過去に使われていた浚渫船が静態保存されてます
周辺に高い建物はなくお城がよく目立ちます、今度は早朝か夕方行きたいな＾＾