塩那道路の板室側8.1㎞を開放、その先にある観光スポットです
県道266号線中塩原板室那須線の塩原温泉郷~那須板室温泉郷間51㎞は通称「塩那道路」と呼ばれています。
塩原の北側大佐飛山地の標高1000メートル以上の稜線を縦走する道路で、最高地点は1700メートルに達し、通常なら登山の対象になるような、集落も人家もない場所を通る。
現在開通しているのは塩原側の8㎞と今回開放された板室側8kmのみで、地図に載っているにもかかわらずそれ以外の区間は完成することなく廃道となった不遇の道路です。
関連記事 2012.11.02 塩那道路 紅葉
深山湖との分岐から塩那道路に入ってしばらくするとゲートがありました
朝は雨が降っていたので那須の山は霞んでます
3連の巨大風車はKONAMIの研修所の辺り、麓の方には那須ハイランドパーク
元から整備済みだった6.6kmは道幅もあり快適です、未完成だった1.3kmは一車線化となってスレ違いは退避所だけになっているので注意!
駐車場に到着、一般車両が来れるのはここまでの8.1km区間
駐車台数6台(それ以上停めるとUターンなどができなくなる)、満車の場合1.3km手前の臨時駐車場(10台分縦列)を利用することになります
園地の案内板を確認、遊歩道延長1137mと短いですw
いざ出発!塩那道路を歩きます^^
クマ注意の看板が100m起きくらいに立ってます(^^ゞ
山側はふとんかごで覆われた法面がしばらく続きます
駐車場から131mの最初の分岐、急勾配を避けまっすぐ奥へ進みますw
さらに377m進むと終点休憩広場です、ここがかつて本部跡と呼ばれていたところと思うんだけど
このフェンスの向こう35㎞程がおよそ50年前に計画されて、完成を見ずに廃道となった幻の道路です
休憩広場から今度は展望広場を目指します、途中には散ったシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の花びらが…
この辺りはトウゴクミツバ・ゴヨウツツジの群生地になっています、たしかにツツジの木がいっぱいですね
是非見頃の時に来てみたいですね^^
標高1203m園地の最高地点、展望広場に到着…しかし全く展望が利きませんorz
深山ダムがガッツリ見えるものと思ってたのに、ダム湖を見るには275m程下ったところが一番のスポットのようでした
帰りはさっきスルーした急勾配の遊歩道を…登らんでよかった(^^ゞ
あっという間に一周、帰ってきたら天気も晴れ渡ってました
板室側から4.5㎞塩原から46.3㎞のところにある殉職碑、塩那道路の工事中に亡くなった自衛隊員の慰霊碑です、43年経った今でもお供え物が絶えないようです
ここから那須の山を見ると白笹山が正面に
園地で見かけた植物
ギンリョウソウ(銀竜草)、展望広場やその周辺でたくさんみられました
春のゴヨウツツジ、秋の紅葉が一番の見所でしょうか、あとは塩那道路の一部を走るということかな^^
また機会があれば出かけます!