いい男! | 為次郎のブログ

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面白きこともなき世を面白く( ^ω^)・・・ですね!

PCの調子が悪く・・・データーの引っ越し準備しようかと・・・見た・・・読書感想文?

面白そうなので・・・載せてみた。

チョット長いので・・・御免!

 

【人生だまし、だまし】

 

時間つぶしに、急に飛び込んだbook OFF

目に飛び込んだのは、【人生だましだまし】田辺聖子さんのエッセイ集!

 

今まで、この種の本は読んだことがない。

ぺらぺらと捲って見ると・・・面白そう?

値段105円也・・・アンパン一つ食ったと思えば・・・?

 

さて読み進んでいくと・・・・

 

【いい男】なるタイトルがある。

 

ふむ・・・

なに・・・女が数人群れると、いい男談義になるそうだ?

 

いい男の定義となると・・・

〔インテリで、見てくれが良くて、色気がある男〕

と並ぶらしいが、聖子氏はこの条件が同居することは困難だと表している。

 

人生経験を重ねた彼女のいい男とは

〔可愛げがあって、ほどが良くて、生きることが好きな男〕

がいい男と定義している。

 

見てくれも中年と成ると、綺麗な顔立ちも習熟度によってブサイクになるし

ブサイクも魅力的に成る。

 

可愛げとは、人に好かれる男。

何でもかんでも融合して折れてしまう円熟ではなく角熟だそうだ。

 

男の沽券が時々出せたら良いという。

男の沽券とは、主義主張を、ときどき出したり引っ込めたりすることのようだ。

 

また人間の器量が問われるようで

「いやァ、もうニッチも、サッチも いかん 、もろグリコの看板や」

と、正直に失敗談や、弱音を吐くのも器の大きさだという?

 

いろいろ書いて最後・・・・

いい女は、いい男が作り、いい男は、いい女が作る。

と、締め括っている。

 

確かに・・・妙に感心して読んだ!