梅のお寺「観心寺」・・・きっと咲いて居ると思いきや?

「今年は雪が遅くまであって、例年より10日ほども遅いようです・・・」
とのお話・・・

このお寺観心寺!
飛鳥時代(701年)役行者によって開創
平安時代に空海が如意輪観音像を本尊として修行場とし
南北朝時代後醍醐天皇が楠木正成を奉行に金堂を造営

と・・・

なんとも不思議な人物楠木正成・・・


ところが正成なる人物、武士でも豪族でもなく・・・辰砂を商う一家の長子であったようで・・・
彼はさらに商いを広げ、物流事業から商流事業(総合商社)まで手広く展開する事業家であったようだ。
その商圏は、京、奈良、和歌山、大阪、兵庫と近畿一円を席巻する勢いであったようだ?
その彼が、後醍醐天皇に呼応し、腐敗した鎌倉政府を倒し、政治を天皇にと奔走する。
図らずも足利尊氏と組み、見事鎌倉幕府を倒すも・・・所詮天皇の政治センスは彼の理想とは一致していなかったようだ???
後に袂を分かつ足利尊氏とは、相通じるものも有ったようであるが・・・
後醍醐天皇のもとで雌雄を決する事となり、兵庫の湊川とい処で敗北自害したとか?

時代が違えば・・・住友鉱山と住友商事を一緒にしたほどの会社を経営して居たかもしれない逸材であったのだろう?


もっとも、楠公殿がこうした武人の銅像をいかに思っているか・・・
ちょっと・・・聞いてみたい気もするが?
☆観心寺楠公殿に梅一輪☆
今日もまだ・・・風が冷たい!「ゴホン」