【角座】
まだ吉本が駆け出しのころ?
何年前か・・・いや何十年前か???
当時はなかなかのイケメン!
一人の噺家が・・・
今の吉本言葉とは一味違う・・・
流暢で上品な浪速言葉で・・・
顔の表情や、手振り身振り、声の調子コロコロと流れるような話しぶりで・・・
演芸場全体を・・・その時代に惹きこんでいく!
うっとりと聞き惚れるほどの話術の名人がいた。
もともと昔からあった落語
忘れられかけた落語の断片を集め修復したり・・・
多くのお弟子さんを育てたり!
上方落語に残した・・・その功績は数に数えきれないだろう!
その業績は、業界人でもない者が云うのも可笑しいが?
尊敬してもなお足りないほどの巨匠がだった・・・
桂米朝・・・逝った。
彼の十八番【地獄八景亡者戯】がある。
死後閻魔の庁で裁判を開き!
極楽行か?地獄行か?
決める。
但し、時に閻魔大王の気分で
一芸に秀でたものは、極楽行という特典があるという?
きっと今頃は、得意の名調子で
青鬼、赤鬼、閻魔大王を笑い転がして居るだろう。
昭和と云う大激動期を生き抜いた巨星を

大大大・・・賞賛で送りたい!