<天野山金剛寺>
此処はなんとも不思議なところ

南朝と北朝が同時に存在した歴史的にもまれなところだ!
お互い仲も良く、歌会や茶会などもあったよう???
去年は真っ赤なもみじがあり・・・
早いかな?・・・と思いながらの参詣だ!

確かにチョット早い・・・・
金堂は今修理中・・・平成29年の完成とこと。
「さて・・・それまで生きているかどうかね?」
と言うと、受付のおばさんは・・・
『皆さんそうおっしゃいます・・・ホホホホ・・・』
とのこと?

ここは行基さんが、開創し、その後空海さんが修行・・・
その400年後衰退した伽藍を、高野山から阿観上人が来て復興した。
この阿観さん・・・なんとも現代的で・・・
後継者に尼僧を指名し、以後女人高野とも言われたようだ。

確かに、建物が優しく感じられる・・・・
受付のおばちゃんの案内で・・・・
摩尼院の老尼僧さん(86歳)に、沢山のお話を聞いた
言葉と話が難しすぎて
理解度は40%程度だが・・・?
聖武天皇・・・弘法大師・・・後村上天皇・・・楠木正成・・・
豊臣秀吉・・・と興味のわくところもあり
感心しながらお話をお聞きした。
それでも、今日は暖かい陽を受けて不思議な一日であった!

お別れに・・・
「お元気ですね!」
『はい・・・毎日、お勤めの経を詠むおかげで・・・』
経は長く、結構な体力が必要との事だ。
「では、また来年お邪魔します」
合唱してお別れした。