読み終わって・・・
面白かったという感想だけが残る作品だった。
石田三成や、長束正家、大谷吉継の個性が上手く表現されている?
作家は、和田竜(多分40歳前の作品)という若手作家で、劇画を見るように展開して行くが、主人公の成田長親・・・のぼう様(でくのぼう様)の正体がつかめない?
読み終わって、三国志の劉邦を連想してみたが・・・そんな感じなのかも知れない!
頭の切れる丹波・・・豪傑の和泉・・・爽やかな靭負(ゆきえ:男)・・・じゃじゃ馬甲斐姫・・・役どころをキッチリ抑えている。
水攻めの堤を切って、洪水を起こすシーンは、昨今の異常気象豪雨で見る洪水で充分想像出来るが・・・
最後に・・・あ~どこかで、誰かの作品で読んだことがある?
そんな小説だった!