「コンニチハ・・・」
と、入ってきた知り合いの弁護士・・・その後ろに？
「や～息子さんやね！」
まあ・・・お父さんと瓜二つ、八の字眉に、どんぐり眼・・・
大きく、にぃ～と笑うと、口の横にしわが出来るとこまで似ている。
「これからは、二人で頑張る事になりましたので・・・よろしく・・・」
と、父弁護士の友人弁護士が、説明する。
「なんと云っても、キャリヤが絶対条件ですからね！」
今の弁護士に、協力を要請する。
親父弁護士が、睾丸癌で亡くなってから、この友人弁護士が事務所の後を引き継いで、良くがんばって居た。
親父弁護士には、色々と相談をもちかけた。
「そやけど、アンタとは一辺も、飯も食ったこと、ないな～、一辺いこうや！」
と、約束した矢先の、病気発症（いや～前から自覚症状あったのだろうが？）
半年も経たない間に逝ってしまった。
「これからも、先生の力をかりて、一緒に頑張りますので、よろしくお願いします。」
若先生の挨拶・・・
弁護士とは、なかなか響は良いが・・・
現実は、結構大変の様だ・・・
テレビで、見るような、華やかなものではなく、小さな事件の積み重ねとか？
弁護士になって、司法研修を終えて、はい弁護士開業とは行かないのが現実。
どの会社も、業種も、生きて行く事に、楽な道はないのだろう？
だが・・・・
「よう二代目・・・頑張れ！」
と、応援したいほどの、清々しい良い男だ！