「よしゃ・・・うまい桃食わせてやろう・・・」
急に思い立ち、桃の産地和歌山へ・・・
車で小一時間ほどか、近頃はやりの地場特産マーケットは、駐車場が満タン!
どこかほかにと探し回っていると・・・見えた・・・オ?

こりゃ~変わったバス停だ????
奥を覗くと西行さんの銅像あり!

足元の歌碑には・・・
嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな
と書かれている
歌の意味は、偲ぶ恋の歌とも言われているが・・・
よくも、此処までもと思う????
平穏に暮らせば、清盛の親友として贅を尽くせたろうに・・・
この銅像の横に・・・小さな桃の直売所ある。
60代ほどか・・・ご婦人3人でにぎやかに話している。
店先で思案していると・・・
『うもうないと思うたら、よそでこうてよ・・・』
とにかく、和歌山は敬語、お世辞のない土地柄・・・びっくりする。
すると、やにわに一人のご夫人桃を意図も無造作に洗い・・・
『ほい・・・食うてみ・・・』
と手渡せれる。
甘い・・・
「甘いね・・・」
『そやから云うたろ・・・うもうなっかたら、よそで買え云うて』
『春には、桃の花のしたで、弁当くいに来たらええ・・・』
なんと、第一印象とこれほど違う、県民も珍しい!
結局箱2箱託送・・・1箱購入
帰って・・・食べた・・・甘いうまい!
あの無愛想なおばさんをを思い出す。
来年の春、ほんまに花見に行って、驚かしてやろうか?
アッハハハハ・・・・