岸和田ダンジリ祭りは、昔から9月14日宵宮15日本宮と決まっていたが、3年ほど前から、参加者の仕事の都合や交通事情から、9月第3土日と決まったらしい・・・・
お年寄り連は大層ご立腹らしい、特に今年は彼岸の入りとの重なり、ご立腹一塩のようだ!
A君『今度の土日は、岸和田ダンジリ祭りなんですね・・・』
*「そうだよ・・・見に来れば・・・」
A君『今度こちらに転勤になり、一度は見たい思ってるのですが、恐いのでしょ?』
*「あ~遣り回しの場所なんかに居ると、人が遠心力で飛んでくることはあるよ!」
A君『いや~喧嘩祭りとか云って、乱暴なのと違いますか・・・』
*「ハハハ・・・いつ時代の話をしているの?確かに昔々まだダンジリが交差している頃は、3度か4度大喧嘩もあったらしいけど、これが代々語り継がれて毎年喧嘩するようなイメージを植えつけたんじゃないかな~、祭りは喧嘩が目的じゃないし、五穀豊穣、無病息災を祈願すのが目的だからね、実際祭りを運営している人たちは、事故がないように、喧嘩がないように、最大の注意を払って頑張っているよ・・・」
A君『え~チョット、イメージが違いますね?』
*「イメージって、そりゃ~一生懸命頑張るから、遣り回しでカーブを切りすぎて、電柱や民家に突っ込んだり、屋根で飛び跳ねてる大工方が、地面に落下したり、ダンジりが倒れて下敷きになったり、することはたまにあるよ・・・・」
A君『そうでしょ・・・普通に言わないで下さいよ・・・恐いじゃないですか!』
*「恐くはないって、たまの出来事だし、駅前アーケードを走り抜けて行くときの、歓声は・・・響いて、結構な迫力が有るよ・・・」
A君『でも、・・・・』
*「うん、実は私もこちらに来たころは、恐かった・・・けど・・・最近祭となると、血沸き、肉踊る?そんな感じがあるね・・・???祭って、結構不思議な魅力があるのかもね?だから何百年も続いているのかもね・・・最近やっと地元の人間に成れたようだよ!」
A君『じゃ~私も、今年は見に行きます・・・体験しないとね?』
ま~曳くことは出来ないが、今年キット見に行くだろう・・・