



急勾配の山道は、細く・・・前から車が『来るな、来るな・・・』
と念じつつ登って行くと・・・一際鬱蒼とした杉の大木がある。
標高は500mもあるというだけ有って風は涼しい・・・
ここに岩湧寺がある・・・
ご多聞にもれず、このお寺も役小角の開基によるもので・・・
名前の如く巨大な奇岩は神秘的である。
境内までの参道は、この時期秋海棠の海・・・
幻想的な風景が続く・・・
此処に来ると・・・秋が来ている実感に浸れる。
巨木の隙間から、ヒョッコリ天狗が出てもおかしくない?
そんな妄想もふくらみそうな、山寺であるが???
やけに、落ち着く場所で空気が美味いところだ。