「キミちゃんにも電話するね」
「えっ?いいよ私は。お金かかっちゃうし」
「そっか、キミちゃんソフトバンクじゃないもんね」
「ごめん・・・;;」
「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし^^」
ソフトバンク携帯電話の最新のCMです。ソフトバンクユーザー同士の通話が無料であることをアピールしているんでしょうが、なんていうかまた挑発的ですよね。
例の「\0」CMは公取委の事情聴取騒ぎの後からぷっつり姿を消しましたが、入れ替わるように今回のCMです。やっぱりあの半ハゲ社長(失礼)がトップである限りあの「やったもん勝ち」的な企業体質は変わらないんでしょうね。
ただソフトバンクだけでなく、日本の携帯電話会社はみんなどこも似た部分というのはあって、今回ドコモもauも公取委に怒られてます。名前を公開されていませんがウィルコムまで怒られています。主な理由は「サービス名がわかりづれーんだよコノヤロー」ということです。
日本の携帯電話会社(以下キャリア)はとても絶大な力を持っています。携帯電話を製造するメーカーもこのキャリア経営戦略によって示された仕様の電話を「作らされている」状況です。だから電話機の単価も上がる一方です。キャリアの複雑怪奇な料金体系もそんな高額化を少しでも誤魔化すための煙幕に過ぎないんです。
個人的には今回のソフトバンクには公取委の処分でもっとも重い排除命令でもよかったんじゃないかと思います。いい加減こういった経営を許し続けていたらこの先どんどん日本の携帯電話のサービスは世界から取り残されてしまいます。
ソフトバンクさん、王監督のケータイを無理やりドコモから乗り換えさせるヒマがあったらちゃんとマジメなサービスしてください。