こんにちはチューリップ
 
「ちょっとだれかのためになる」を
テーマに記事を書いています鉛筆
タメログですうさぎ
 
本日はうつ病の治療方法について
の続きをお話していきますびっくりマーク
 
 

わたしがうつ病の治療で

試した治療は以下の6つです薬グー

 

①休養を取る

②投薬治療

③認知行動療法

④TMS治療

⑤運動療法

⑥食事療法

 

今回は③認知行動療法から
お話していきたいと思います拍手
 
 
認知行動療法・・・
聞きなれない名前ですよね凝視
 
「聞いたことはあるけど
どんなことをするの?」
という方もいるかもしれません上差し
 
認知行動療法とは
ストレスなどで固まって
狭くなってしまった考えや行動を、
柔らかくときほぐし、
自由に考えたり行動したりするのを
お手伝いする心理療法のことです電球

もともとはうつ病に対する
精神療法として開発されたものですが、
うつ病以外にも、
不安症や強迫症などの疾患に治療効果と
再発予防効果があると言われています気づき
 
認知行動療法で行うのは
脳の中の認知の歪みを正していくことです。
 
認知行動療法は医師やカウンセラーなど
専門の方のもとで行いますグー
わたしは臨床心理士の方に行ってもらいましたびっくりマーク
 
病院によっても回数や金額、
プログラム内容が異なりますが
目的は同じです。
 
わたしがプログラムの中で
実際に行ったことは以下です。
 
星睡眠時間の記録
実際に眠った時間、
途中で起きてしまった回数や時間、
悪夢を見たなどを記録し、
睡眠のスコアを図ります。
 
星日中の行動の記録
ご飯を食べた、お風呂に入った
30分散歩をしたなど
日中どのぐらい行動できているのかを記録します。
 
星自己カウンセリング
自分が日常で感じた感情に対して
深堀をしていきます。
 
違う考え方はできないか?
実際起こっていることは、
自分の捉えている問題の大きさと合っているかなどを
カウンセラーや臨床心理士の方と一緒に考えます。
 
星瞑想
瞑想をしてこころを落ち着ける方法を学びます。
 
星カウンセリング
うつ病になってしまった原因を深堀して
再発防止に努めます。
 
 
上記のプログラムを全16回、
週1回のペースで行いましたびっくりマーク
 
実際にわたしが特に効果があったと感じたのは
自己カウンセリングでしたにっこり
 
これはうつ病が寛解した今も
根本的な考え方の基盤になっていますOK
 
自己カウンセリングを学ぶ前のわたしは
かなり視野が狭く、
考え方が凝り固まっていました。
 
思えばうつ病を発症する少し前から
物事はこうあるべき、
これ以外は考えられないなどの
白黒思考に陥っていました。
 
それは人間の脳は疲労が溜まると
エネルギーを制御しようと
物事を短絡的に考えようとする習性があるためです。
 
たくさんの選択肢を頭に残しておくのは
その分エネルギーが必要になるのですもやもや
 
自己カウンセリングではまず、
自分が頭の中で何を考えたかを紙に書き出します鉛筆
 
何が辛いと感じているのか
どうしたらよかったのかなど
細かく書き出したものを
カウンセラーや臨床心理士の方に見てもらい、
新しい考え方の選択肢を与えてもらいます。
 
 
例えば朝起きて
いつもはしない頭痛がするとき
 
健康なときの思考と行動は
「今日は気圧が低いのかな?
もっと痛くなる前に頭痛薬を飲んでおこう」
だとすると
 
うつ病のときの思考と行動は
「これはうつ病の症状が重くなっているかもしれない。
今日は家にずっといよう」
となるかもしれません。
 
このようにうつ病になると
実際に起きている問題と
自分が捉える問題との違いが生じ
次に取る行動が
問題解決には適切でないものになっていきます。
 
実際には気圧が低くなって頭痛が起きていても
それに気づかず悲観的な考えをしてしまい、
さらにうつ病の症状が悪化していく
という悪循環に入ります。
 
これはうつ病の症状であり、
闘病中の方の性格の問題ではありません。
 
この認知の歪みを様々な手法を使って
適切な考え方や行動に正していくのが
認知行動療法になります。
 
気になる方は認知行動療法を行っている
病院を探してみてくださいねうさぎのぬいぐるみ
 
次回は④TMS治療のお話をしていきますハート
 
ここまでお読みいただき
ありがとうございましたニコニコ