こんにちは飛び出すハート

 

「ちょっとだれかのためになる」をテーマにして

をブログを書いています鉛筆タメログですニコニコ

 

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今日は②うつ病のしくみ

についてお話したいと思います拍手

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うつ病のしくみは、皆さんご存じでしょうかはてなマーク

 

誰でもかかる事からよく「こころの風邪」と言われるうつ病ですが、

風邪なんかのレベルではありません真顔

 

 

わたしは「上も下も右も左も分からない、時間感覚のない、真っ暗の場所に一人でいる」という感覚でしたもやもや

(まさに地獄ですね。地獄の方がマシかもしれません)

 

風邪なら風邪薬をのめば治りますが、

うつ病は今のんでいる薬が正解なのか、不正解なのかも分からないのです。

 

治療が正解か不正解か分からぬまま、医師の言葉を信じるしかない状況では、

時には医師を疑ったり、その日の体調に一喜一憂するのは当然です。

 

 

 

ここで闘病中の方にぜひ知っておいて欲しいのですが、

あなたの病気を治すのは、

医師であり、薬であり、運動であり、食事であり、あなたを支えてくれる方です。

そして一番必要なものはあなたと、時間です。

このどれかひとつではないのです。

 

 

周りで支える方にぜひ知っておいて欲しい事は

闘病中の方を治すのは

医師であり、薬であり、運動であり、食事であり、時間であり、あなたです。

そして一番必要なものは闘病中の方と、時間です。

あなただけではないし、医師だけでもないのです。

 

 

その全てを治療に活かすためには

うつ病についての正しい知識が不可欠ですキラキラ

 

ということでうつ病のしくみについて一緒に学んでいきましょうにっこり

 

 

 

 

 

 

うつ病とは?

 

身体的・精神的な症状を伴う病気のこと

 

身体症状

●頭痛・頭重

●めまい・吐き気

●耳鳴り

●発汗・発熱

●便秘・下痢

●肩・背中の痛み

●食欲低下・体重減少

●疲労感

●眠れない・寝すぎてしまう

●体のしびれ

●のどの渇き・つまり感

 

精神症状

●無気力

●何をしても楽しくない

●人の話に集中できない

●ぼーっとしてしまう

●イライラする

●虚しい

●生きている意味がないと感じる

●喜怒哀楽の感情がなくなる

●消えたいと思う

●興味がわかない

 

 

など上記以外にもたくさんの症状があり、複数の症状がでる事もありますガーン

 

 

 

わたしが闘病中の主な症状は

 

●頭が重い 右矢印頭の中に石が詰まっているような感覚

●耳鳴り  右矢印常にピーという大きな音、耳の中でバリバリ音がする

●めまい  右矢印たまに嘔吐するほどの目眩

●食欲不振 右矢印ほとんど食べられない日も

●睡眠障害 右矢印まとまった睡眠が取れない、朝まで眠れない

 

●何もする気が起きない 右矢印お風呂に入れない、トイレもめんどう、外に出られない

●感情が無くなった   右矢印喜怒哀楽の感情が全てなくなる、つらいとも思わなくなる

●消えてしまおうと考える右矢印このまま生きていてもしょうがないという気持ちで毎日を過ごす

●時間が長く感じる   右矢印寝ている時以外体調が悪いので、起きている時間の1分1秒がとても長く感じる

 

 

などなど、たくさんの症状がでていましたもやもや

医師から入院をすすめられていた時期もあります。

 

 

 

 

 

うつ病はこころの病であると思われている方も多くいますが、

半分正解で、半分間違いでもあります。

 

それは、さまざまなストレスから引き起こされるこころの作用が、脳に作用し、

最終的には脳の機能異常が起こり、うつ病を発症するという流れであるからです。

 

こころだけでも、脳だけでもなく、どちらにも影響する事でうつ病の症状が現れるのです電球

 

 

 

 

 

 

 

 

うつ病を発症する原因は?

 

「うつ病になる人は、人生の中で凄くショックな出来事があった人だ」とを思っている方が多くいますが

人間が感じるストレスは、大きな出来事からくる一過性のストレスだけではありません。

 

 

 

 

ここでストレスの種類について触れてみましょう!

 

 

物理的ストレス雷

●騒音

●光

●暑さ

●寒さなど

 

化学的ストレス雲

●公害物質

●悪臭

 

社会的ストレス電球

●政治

●経済問題

●職場環境の変化など

 

心理的ストレスもやもや

●不安

●焦り

●緊張など

 

生理的ストレスzzz

●疲労

●不眠

●空腹

●妊娠など

 

 

 

様々な種類がありますよね凝視

 

 

 

このようなストレスを短期的または長期に渡り、身体やこころで受ける事で、

脳内の神経伝達物質に変化が起こり、うつ病を発症します。

 

 

 

実は、辛い出来事だけでなく、結婚や出産、昇進などの

一見嬉しい環境の変化でも、うつ病を発症する事があります。

 

その理由は、脳は先の見通しが立たない事や、想定外の事が起きるとストレスを感じるからです。

 

 

 

人間は日々いろいろな方向からストレスを受けて暮らしているので、

自分で調節できるストレスを調整し、減らす事が大切ですハート

 

 

例えば、部屋の温度を快適に保つ

騒音をシャットアウトできるようなグッズを使うなどですグッ

 

不安や焦りを感じたら、そのままにせず、一度自分の気持ちを受け止める時間を取る事もできます。

 

 

ストレスとの向き合い方は沢山あるので、

また次回以降にくわしくお話していきたいと思いますピンク音符

 

 

 

うつ病の治る過程

 

ここでうつ病はどう治っていくのか?をお話したいと思いますOK

 

治る過程を知らないと、今自分がどの段階にいるのかがわからず、

先の見えない治療に焦りや不安を感じ、症状が悪化することもあります。

 

うつ病の治る過程は大きく3段階に分かれますキラキラ

それぞれ見ていきましょうにっこり

 

 

①急性期

 

ゆううつな気分や不安感、焦りやイライラなどの精神症状が強くでる時期です。

身体的な症状も強く、食事、睡眠、トイレやお風呂に入るなど日常的な動作が困難に感じます。

病前の自分と比べ、出来ない事にフォーカスしてしまい、自分には価値がないと感じてしまう事もあります。

 

この時期はとにかく休養をとる事が大切です。

無理をする事で症状が重くなる場合があるので、その日の体調に合わせた行動を取る事が必要です。

睡眠や食事が困難な場合は、睡眠導入剤や抗うつ剤を使用する場合もあります。

 

 

②回復期

 

精神症状が落ち着いてくる時期ですが、日によって症状に波があります。

周りからは回復してきているように見えても、集中力が続かなかったり、

人に会うのが億劫になる時もあります。

 

調子が良い日には外に出て身体を軽く動かしてみるなど、

無理のない範囲で活動量を増やすことが大切です。

食事や睡眠の生活リズムを徐々に整えていきます。

 

 

③再発予防期

 

回復期を過ぎた後にうつ病が再発しないようにするために、一定期間、服薬を継続します。

自己判断で服薬をやめると、うつ病の再発につながりやすくなるので、

薬をやめたい場合は必ず医師へ相談する事が大切です。

 

短い時間のパートを始めるなど、徐々に社会復帰をしていく時期です。

 

 

 

 

 

 

このようにうつ病の回復過程は少しづつ進んでいきます。

薬を変えたから、生活を変えたから、ある日突然治るというわけではないのです。

 

 

 

どのぐらいの期間で治るのか、というところは人それぞれですが

わたし自身は急性期2年、回復期1年、再発予防期1年、という時間がかかりましたびっくりマーク

知り合いでうつ病になった方も、同じぐらいの時間がかかったと言っていました。

 

 

わたしは病前、かなりの努力信者だったので、

「たいていのことは努力で叶う、うつ病も努力すれば治せる」と思い込んでいました。

 

さまざまな治療方法を試し、治療費に何十万もかけて、

病院にも週1回通っていた時期もあります。

 

でもどんなにもがいても、うつ病をすぐに治すという事はできませんでしたガーン

(人によっては、休養後すぐに治ったという人もいます)

 

 

というのも、人間の脳はかなり複雑で、優秀な臓器です。

自分自身を守るために活動量を減らし、休養を取らせ、

病前のストレス状態に戻らないという判定がされて初めて、

活動的になれるように脳内物質を変化させます。

 

 

もしわたしが短期間で回復期を迎えてしまっていたら、

うつ病になる前の生活に戻ってしまっていたと思います。

その先に未来はなかったと思います。

 

そういう意味では、わたしにとってこの4年間という期間は

脳を安心させる期間として必要な時間だったのだと今なら分かります。

 

 

 

ただ、治療には時間がかかるとわかっていても

急性期の辛さに耐えられる人ばかりではありません。

 

いつか終わるとわかっていても、

辛すぎてもう終わらせたい、何も考えないところにいきたい

と思う気持ちは痛いほどわかります。

 

 

 

 

 

 

 

そんな時に自分の気持ちと向き合う方法や治療法を

次回のブログでお話したいと思いますにっこり

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございましたハート