巻九「こまったときのLiLiCo姐さん」


葉加瀬総帥率いる、クラシックリボン軍から無事ドラゴンJボールを手に入れる事ができたフミカ悟空。残るドラゴンJボールはあと一個、崩壊したミッドナイトガーデンを元通りにするため、最後のドラゴンJボールをドラゴンJレーダーをたよりに探そうとするが、いくら周波数を「81.3」に合わせてもドラゴンJボールの在処が見つからない。再び故障したのかと思いクリともブルマの所へ行き、修理してもらうのだが、いくら調べてもレーダーは故障していないと言う。
途方に暮れるフミカ悟空。それを見たピス仙人が「困った時はLiLiCo姐さんという占い師のいる所に行けば分かるかもしれない」と教えてくれた。かつてピス仙人の声が出なくなったとき、ピンチヒッターとしてはじけまくってくれたLiLiCo姉さん。彼女ならドラゴンJボールの在処が分かるという事で早速、フミカ悟空はクリリンTARO、別所ヤムチャ、クリともブルマ、ピス仙人、スターマン☆ウーロンをつれて「LiLiCoの館」へと向かった。


LiLiCo姐さん「γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞどーもーーーーー!!来たわね!来たわね!もういつでもウェルカムなんだから、いつでも来てちょうだいよ!о(ж>▽<)y ☆かも~~~~~~ん♡」

圧倒的なハイテンションとともにLiLiCo姐さんが登場!!そしてフミカ悟空達は早速、最後のドラゴンJボールを探して欲しいと頼んだ。すると・・・

LiLiCo姐さん「( ̄▽+ ̄*)んモーー!!なんで最初から私の所に来ないのヨーーーー!!そんな事オチャノコサイサイだって言うのヨーー!!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞもう私がすぐ占えば必ず最後のドラゴンJボールは見つかるわヨ~~~♪・・・・・・んーーーーでもただで占ってあげるのはどうかなあ・・・・?( ´艸`)ぬんふふ・・・♡そうだなア・ソ・コにいる男達の誰かが私と今夜、一晩付き合ってくれたら占ってあげてもいいんだけどなあ・・・・♡(///∇//)」

なんだそんな簡単な事かとフミカ悟空はほっとした。ここにいる男の誰かが、LiLiCo姐さんと一晩付き合ってあげればドラゴンJボールの在処が分かるならこんなに容易い物はないとフミカ悟空は男達4人の方をふりかえった。すると・・・












(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)










LiLiCo姐さん「ヽ(`Д´)ノちょっと!チョットォーーーー!!なんで全員揃ってイヤそうな顔してるワケ!!ホント、どーーー言う事よ!!どーーー言う事なのヨーー!!」


別所ヤムチャ「(;^_^Aいやあ、本当LiLiCo姐さんと一晩一緒に過ごしたいんですが、いかんせん私6/25から始まる「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2007」の準備が忙しくて・・・・・・いや、本当に・・残念です。」

クリリンTARO「(^▽^;)実はボク本当に、LiLiCo姐さんと一晩一緒に過ごしたいんですけどねえ、何せ来週からスペシャルウイークでしょ?それに6/23日には「M+NIGHT」もあるからそのためのDJの準備でドーしようもなく忙しいんですよ!だから、本当にLiLiCo姐さんごめんなさい!」

ウーロン☆スターマン「(;´▽`A``LiLiCo姐さんがわざわざお誘いをしてくれるのは実に光栄なんですけれども、鏡リュウジの星占いによりますと今夜は月と金星が81.3°の角度を記録しているという事で、「異性からの誘いには乗るな」という教えがでてるんですよ~いや、本当にLiLiCo姐さんとは一晩お付き合いしたいんですよ!!でも、師匠である鏡リュウジ氏の教えは絶対ですから・・・(-"-;A」

ピス仙人「ヽ(;´Д`)ノえーー?今夜?オレ今夜は明日10開店するバーガーキングのワッパーを並んで食べにいかなくちゃ行けないからだめだな~あ」




LiLiCo姐さん「ヾ(。`Д´。)ノちょっとマテーーーーイ!!分かる!!別所ヤムチャとクリリンTAROの断る理由は分かる!100歩譲って、ウーロン☆スターマンの言い分も認めよう!だが最後のピス仙人の理由はなに!!?バーガーキングのワッパーが食べたいから付き合えないってドーー言う事よ!!このセクシーダイナマイツ!!なLiLiCoさまと一晩アツ~い♡夜を過ごすのと、バーガーキングのワッパー食べるのとどっちが大事だって言うのヨ!!」

ピス仙人「ヽ(`Д´)ノワッパーに決まってんだろワッパーに!!

お前ワッパーは直火焼きだぞ直火焼き!!バーガーキングが日本に再上陸する日をオレはどれだけ待ってきたと思ってるんダーーーー!!」
LiLiCo姐さん「ヾ(。`Д´。)ノ直火焼きがなんだって言うのよ!!この私があなたのを直火焼きでこんがり焼いてあげるわよ!!ヾ( `▽)ゞかも~~~~ん♡」
ピス仙人「ヽ(`Д´)ノかも~~~~ん♡じゃねえツーの!!」

こうして一悶着があったが、結局誰ともLiLico姐さんと今夜付き合う事が残念ながらできないという事で、それならば誰か一人LiLiCo姐さんが用意した刺客と闘って勝つ事ができたら、ドラゴンJボールの在処を占ってあげるという事になった。そこで戦士として立ち上がったのはクリリンTARO!!

クリリンTARO「いつもフミカ悟空においしい所を持っていかせはしませんよ!ヘ(゚∀゚*)ノさあいつでもかかってきなさいーー!!」

そう意気込むクリリンTAROの元に与えられたのは一本の筒のような物だった。

クリリンTARO「( ̄□ ̄;)!!コ・・・コレは!! 「STAR WARS」のライトセーバーじゃないか!!ヾ(@^(∞)^@)ノウヲーースゲーーー!!」
実物のライトセーバーを手にして、はしゃぎまくるスターウォーズフリークのクリリンTARO!!・・・・・という事はこの闘いの対戦相手は・・・




コーーーー・・・・ホーーーーーーー・・・・・






クリリンTARO「( ̄□ ̄;)!!ダ・・・・ダースベイダーーー!!?」

目の前に現れたのは黒い鎧を身に着けたダースベイダーーー!!・・・・・・・・・・・の様な気がするがどうもさっきからよろよろしていてどうも頼りない・・・しかし勝負は勝負、ライトセーバーをかざしてダースベイダー?におそいかかろうとするクリリンTARO!しかしその寸前で打つのをヤメる!!

クリリンTARO「(((゜д゜;)))な・・・なんだこの感覚は・・・このダースベイダーのフォースはとても懐かしくて暖かい・・・それはまるでボクの故郷ブラジルに流れるボサノヴァの様なやさしい感覚だ・・・・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:・一体なんなんだこのフォースは・・・!!?」
ダースベイダー?「コーホー・・・懐かしくて暖かい・・・それは当然だクリリンTARO・・・・・なぜなら・・・コーホー・・・・








I am your Mother(私はお前の母親だ)






クリリンTAROI am your Mother・・・・・って、( ̄□ ̄;)!!ソニア・ローザ母ちゃん!!??なにやってるのこんなところで!!?」
ソニア・ローザ母ちゃん「(*⌒∇⌒*)いやあ、息子が一体どんな事やっているのか知りたくて、LiLiCoさんに頼んでこっちへ来たんだよぉ。まさかダースベイダーのコスプレをするとは思わなかったけどネ♪でも結構似合ってるでしょ?これからはこのコスプレでボサノヴァコンサートやろうかしら♪」
クリリンTARO「ヽ((◎д◎ ))ゝ母ちゃん!!それは恥ずかしいからヤメてくれーーーー!!」

なんとダースベイダーの格好をしていたのは、クリリンTAROのお母さん、ソニア・ローザさんだったのだ!!

ソニアローザ母ちゃん「フミカ悟空さん、そしてみなさんはじめまして。息子がいつもお世話になっております。みなさんがフォースとJ-WAVEとともにあらんことを。」

こうして最後に彼女のボサノヴァを聞いてソニア母さんと別れたのだった。

LiLiCo姐さん「(≧▽≦)アアーいい物聞かせてもらったワー♪それじゃあ今日はサイコーに気持ちがいいからドラゴンJボールの在処を占ってあげようかしら!」


こうしていざ占いに向かうLiLiCo姐さん。しかしクリともブルマはどうしてドラゴンJボールの在処がレーダーにうつらないのかが不思議だったのだ。このレーダーは周波数を「81.3」に合わせれば必ずドラゴンJボールが探知されるはず。なのにいくら周波数を81.3に合わせても最後の一個がうつらない。しかしLiLiCo姐さんの占いの玉によって最後のドラゴンJボールの在処を映し出したとき、その謎が一気に解けたのだった!!その占いのたまに映し出された場所とは・・・・?





















クリともブルマ「( ̄□ ̄;)!!Brandnew J!!!そうかインターネットラジオか!!だからいくら周波数を81.3に合わせてもドラゴンJボールはレーダーに反応しなかったのね!!」

そう!!最後のドラゴンJボールはFMではなく、インターネット放送「Brandnew J」にあったのだ!!ついに最後のドラゴンJボールの場所を見つけ出したフミカ悟空!!急げ!!ミッドナイトガーデン復興の日(番組復活)は近いゾーーー!!







巻十「第81.3回天下一DJ武道会」


ついに最後のドラゴンJボールの在処を、インターネット放送BrandNew Jにあることを見つけたフミカ悟空。早速インターネットに入り、ドラゴンJボールを探しにいく!!そしてそこに待っていた者は・・・


ピラフ金剛地「( ̄□ ̄;)!!なんですとーーーー!!なんでここまで来れたんですかフミカ悟空サーーーン!!?周波数を81.3に合わせないと、ドラゴンJレーダーに探知できないと知って、急いで私の番組「TOMORROW」も流れているインターネット放送「Brand New J」に隠しておいたのに!!これではまたしても私のこの世からギターとすべてなくし、エアギター帝国を作る」という野望が果たせないじゃないですかーーーー!!(。>0<。)」

がっくり来るピラフ金剛地・・・しかしひとつだけ彼には疑問があった。

ピラフ金剛地「・・・と言いますか、なんでフミカ悟空さんはここに来れたんですか?確かにインターネットを接続して、パソコンでこのラジオを聞くことができるのは分かりますが、インターネットによってここまで来れるって言うのはちょっとおかしいですよね・・・・と言いますかフミカ悟空さん、あなたはインターネットとはどういう物か分かっていらっしゃいますか?」

痛い所をつかれたフミカ悟空!!実はフミカ悟空はインターネットという物がよく分かっていない!!どうやらフミカ悟空はインターネットと言う場所があると思って、なんとなくここにノリで来てしまったのだ!!完全に分かってないなコイツ、というニヤニヤした目でこっちをにらむピラフ金剛智。完全に困り果てたフミカ悟空・・・・





そこでフミカ悟空は完全に知ったかぶりをした。





フミカ悟空「(^o^;)も・・・もちろん知っていますとも・・・インターネットくらい知らなくて、ナビゲーターが務まる物ですか!」
ピラフ金剛智「じゃあ、お聞きしますが、インターネットという物は、一体誰が作っている物なんですか?」
フミカ悟空「(・Θ・;)ダ・・・ダレって・・・?も・・・もちろん知っているわよ!!インターネットを作っている人はヤフーおじさんに決まってるじゃない!!・・・まあ、インターネットを作っている人はたくさんいるけど、職人気質のヤフーおじさんが作るインターネットは私は一番好きね。ウン。なんて言うかね。さっくり感が違うのよ!さっくり感が♪
ピラフ金剛智「(・・;)さっくり感・・・・?と言いますか、そのヤフーおじさんという人はどういう人なんですか?」
フミカ悟空「それは・・・・・ちょっと小太りで・・・・ちょびヒゲはやしてて・・・・ものすごい働き屋さんなのよ!!ヽ(`Д´)ノ今はインターネットも工場で流れ作業で作っている所も多いけど、ヤフーおじさんはひとつひとつ手作業で丁寧にインターネットを作っているの!!私、それを見学させてもらったときはすごく感動したわ!で、仕事で疲れた帰りには、近所のおでん屋で酒飲みながらダイコン食べるのが、唯一の楽しみだって言ってたわ!!」
ピラフ金剛智「ほほー仕事終わりですか。ではそのヤフーおじさんはインターネットをどこで作ってるんですか?」
フミカ悟空「・・・・・ひ・・・・ひ・・・・東十条よ・・・」
ピラフ金剛智「(=◇=;)東十条・・・・?インターネットが東十条で作られているんですか?」
フミカ悟空「ヽ(;´Д`)ノそうよ!!東十条よ!!文句あるの!!?もういいじゃないのインターネットの話は!!いいからそこにあるドラゴンJボールをちょうだいよ!!」
ピラフ金剛智「やれやれ困った物だ。フミカ悟空さんには・・・・まあ所詮、HMVスタジオで真剣にみているパソコンのインターネットは、食べ物のサイトと写経のサイトしかないから、そもそものインターネットの仕組みも知らな・・・フミカ悟空「かみハメ波ーーーーーーー!!!!!:゙;`;:゙;`;・)))(ロ≦〃)」


フミカ悟空の会心のかみハメ波がピラフ金剛智に炸裂!!こうして、フミカ悟空が言う所の、東十条に住む職人・ヤフーおじさんが作った「手作りのインターネット」の中で、最後のドラゴンJボールを手にすることができた。



こうして再びウパミウーの待つミッドナイトガーデンの元へ。そこで早速7つのドラゴンJボールを差し出し、カビラ神龍を呼び出した。








カビラ神龍「о(ж>▽<)y ☆グーーーーーーーーーーーーッド!!モーニーーーーン!!トーーーーーキーーーーーオーーーーーーーーーーー!!!




さあ願いを言いたまえ!!どんな願い事もかなえちゃっていイーーンですか?イイーーーーーんです!!(^O^)/」


あいかわらずのハイテンションで願いことを求めるカビラ神龍。そこで早速このミッドナイトガーデンを元通りにすることを頼もうと、フミカ悟空が前に乗りだしたその時・・・



ウパミウー「あの・・・この村・・・・じゃなくて、この環境破壊で汚れきった地球を、産まれたままのきれいな地球に戻すにすることはできませんか?」
この汚れた地球を、カビラ神龍の力で元通りにしてもらうよう頼むウパミウー。しかしカビラ神龍は。

カビラ神龍「残念だがそれはできません。確かに私の力でこの地球をもとのきれいな環境にすることは可能です。ですがそれによって、人間達はますますこの地球を汚し続けることでしょう。なので、私にはその願いは受け入れられません。」

ウパミウー「そ・・・そんな・・・・」



「カビラ神龍さんの言うとおりだよ。ウパミウー」



ウパミウー「( ̄□ ̄;)!!そ・・・その声は・・・!!?」
そこに現れたのは放浪の旅から帰ってきたばかりのハリスおじさんだった。

ハリスおじさん「ボクも今回の旅でいろいろな場所を見てきたんだ。でもそこにあったのは環境破壊が引き起こした地球温暖化による、様々な自然災害だった。きれいな地球を汚したのは私たちなのだから、私たちにはこの地球を再びきれいにする責任があるんだ。たとえ何百年かかってもかまわない。私たち一人一人が元のきれいな地球にして戻して行くんだ。分かるね?ウパミウー。」

小さくうなずくウパミウー。こうしてカビラ神龍の願いは
「ミッドナイトガーデンで全て枯れてしまった、光る花の種を一粒だけもらうこと。」
にした。

ウパミウー「ありがとうございます!カビラ神龍さん!今はここには、ひとつも光る花がさいてないけれど、私はこの一粒の種を大事に育て、きっとまたアノきれいな「ミッドナイトガーデン」をよみがえらせてみせます!!」

カビラ神龍「それでは願いが叶えられた!!また会いましょう!!



о(ж>▽<)y ☆Good Day&ピーーーーーーーーーーーーース!!о(ж>▽<)y ☆」


こうしてカビラ神龍はいなくなり、ミッドナイトガーデンのウパミウーとハリスおじさんと別れを告げた。そして再び、LiLiCo姐さんの元へ。クリリンTARO達に事の経過を報告し、再び三年後に開催される「天下一DJ武道界」での再会を約束した。


LiLiCo姐さん「γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞイヤイヤーー全くすごい子だよフミカ悟空はサーーー!!こうなってくると、あの子はやがてこのJ-WAVEをすくってくれるかもしれないヨーーーー!!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ」

LiLiCo姐さんの意味深な予言とともに、フミカ悟空達はそれぞれ修行のたびに出かけるのだった。



















三年後・・・・・














「81.3回天下一DJ武道会」開幕!!






それぞれがDJの修行に明け暮れた成果が試されるこの大会。当然前回のリベンジに燃えるクリリンTARO。前回の覇者ジャッキー☆ダンスマン(正体はピス仙人)そしてこの三年間、この大会のために世界中を旅して中古レコード巡りをしてきたフミカ悟空が、世界各地・・・・・おもに、インド・エジプト・神田神保町で買ってきた中古レコードで今回の勝負を挑もうとしていた!!お互いに勝負の炎をめらめら燃えさせているその時・・・!!


「ヾ( `▽)ゞアレーーー!!?ひっさしぶり!!フミカ悟空じゃん!!あいかわらず背は大きくならねーなー!o(〃^▽^〃)o」



・・・こ・・・この甲高くフミカを小馬鹿にしたような口調で話すこの声は・・・・?




「(゜д゜)エーーー?ひょっとしてフミカ悟空もこの、天下一DJ武道会にでるってマジマジ!!?っていうか、できるのお前?背がちっちゃ過ぎてターンテーブルに手が届かないんじゃないの!!ハハハーーーー!!(≧▽≦)/」

ついにでた!!フミカ悟空の天敵・ドラゴン天津飯の登場である!!性格こそ軽いが、彼のDJプレイは天下一品!!果たしてこの強敵にフミカ悟空は勝つ事ができるのかーーー!!?