●「アドウェア」とは
アドウェアとは、通常、利用料が無料であるかわりに商品の広告を勝手に表示するソフトウェアを指す。
執拗に広告が表示されるだけで危険性は低いですが、ユーザーの許可なく情報を収集するアドウェアも一部存在するため、注意が必要である。
●アドウェアって、意外と怖い
ウイルスと違って、あからさまにシステムを停止させたりの派手な悪さはしない。
しかし、こっそりと個人情報を集めて裏で何かに利用されて居ると思うと気持ちが悪い。
最近流行りの、「システムエラー」を偽装した偽のエラーメッセージを表示させてギフト券を騙し取る手口も「アドウェア」の変形である。
標的型攻撃はそれはそれで怖いが、誰だか分からない奴に個人情報を集められて何かに利用されると思うと気持ち悪い。
アドウェアは主にフリーウェアのアプリなどに同梱されて居るのが知られている。
しかし、全く新しいアプリをインストールしなくてもどこからか拾ってくる。
特別にいかがわしいサイトを覗かなくても、ネットサーフィン中に入って来る。
「私は関係無い」と思っている人も大抵はパソコンの中に飼っているのが普通だ。
日頃、余り目立った悪さをしないから問題にならない。
ウイルス対策ソフトも、発見出来ないソフトがほとんどだ。
また,余り詳しくない人が適当にアドウェア対策ソフトを拾って来ても却って危ない。
自分の場合はパソコンの仮想化で防御して居るが、殆どのパソコンマニアは気にして居ない。
だからこそ、悪質なアドウェアが世の中には蔓延る。
●気にしていてもこれだけ居た
これは、自分が最近拾って来た物。
パソコン仮想化を使っての防御を始める直前の物。
「A」と言うサイトでソフトをダウンロードした関係に依る物と考える。
しかし、新たなソフトの導入を止めてもアドウェアは入って来た。
そこで、パソコンの仮想化で防御を始めた訳だ。
お陰で、新しいアドウェアは発見されていない。
普段から「マルウェア」を気にしていてもこれだけ見付かった。