●何万件ものアクセスが集中
随分とブログにも慣れて来て、どう表現をすれば沢山の人に読んでもらえるか。
どう言う表現は規約に引っ掛かるかなど完全に理解していて、例のサイトでは「トップブロガー」並みになっていた。
それが、大きな隙だった。
ある時、とても素晴らしいエントリーを思い付いた。
ぃわゆる「パーティージョーク」だ。
直接的な表現は一切使わず、「嫌らしく考えれは嫌らしい」と言う芸術的な投稿である。
嫌らしく考えなければ普通の文章。
そう言う、ギリギリの表現で本人は「とても上手く行った」と満悦だった。
(現物はありません。「再現CG」です)
しかし、ネットの反応は予想を遥かに上回る大きさだった。
多分、そう言った内容の記事が広く求められていたのだろう。
「これは面白い」と言う全国のブロガーが反応し、トラックバックをどんどん送る。
関連する複数のサーバーは処理が追いつかず、ハングアップ。
緊急メンテナンスのサイトが続出した。
この大騒ぎの原因は直ぐに判明し、本人には何の説明も無く強制退会。
文章表現が違約に違反するかどうかよりも、サーバーをパンクさせたと言う結果を優先して辞めさせられた。
しかし、本人はこの一方的な裁定には大いに不満だった。
「表現の自由」を侵害している。
サーバーのパンクは単なるシステムの設計ミスであり、サーバーパンクの原因は特定されていない。
また、アクセス制限が却って逆効果になった事も考えられる。
サイトが何者からかDDoS 攻撃を受けていたのかも知れない。
●訴えてやる!
友人のやっている会社にはネットに強い弁護士も居るし、仕事でネットに携わっている仲間もいるから支援体制も万全。
結婚して居なかったら本当に訴訟を起こすか、上手に「示談」に持ち込むことも出来る。
しかし、会社の存在が邪魔をする。
訳の分からない役員どもが、「訴えた」のか「訴えられたのか」も理解しないで「クビ」を切られる可能性がある。
訴える相手も最悪。
なぜなら、相手は自分の会社の株を幾らか保有している。
家族が居なければ会社は辞めても良いが、ここで辞めれば可愛い子供達も家内も路頭に迷う事になる。
涙を呑んで訴訟は諦めた。
「いつか、社会的評価を」と取って置いたファイルも、「マルウェア」に入られた時にロールバックし過ぎて消えた…。
これでは、恥ずかしくて「ホワイトハッカー」は名乗りにくい…。
色々な意味でこれは大きなトラウマとなり、凡そ10年間ブログを止める原因となった。
●今も分からない「強制退会」
この件については、何よりも事務局から今の今まで何の連絡も無い。
「問い合わせ」に対しても全く反応は無い。
人気があり過ぎて脅威となった自分に対して何者かの力が働き、自分は「スケープコード」として血祭りに揚げられたのか?
本当の原因は全く分からない。