『二階の人は大きな音を出していない?そんなの信じられない!?』と思うかも

知れません。が、誰でも確かめることが出来ます。天井に穴を開けて二階に顔を

出せば一番手っ取り早いのですが…そうも行かないので同様な事例が次の三つのケースです。『窓から顔を出す』行為が『天井に開けた穴から顔を出す』ことと同じです

 

① お隣りのエアコンの室外機エコキュートの音がうるさいとお悩みの方。

窓を開けて顔を出してみてください。距離が近付づいたのに思ったほどうるさくないはずです。しかし、再び窓を閉めるとまたハッキリと聞こえ出します。気が弱い人だと『こんなはずはないわ。私、変なのかしら?』と思うかも知れません。

 逆に言えば、あなたの家のエアコンの室外機の前に行って うるさくなくても

隣の家では うるさくて眠れない、と言うことも起こるのです。

 

わが家の前でアイドリングしている車、ブロック塀と家の外壁を間に挟んで

3mほど離れているのにうるさい。しかし、窓を開けてみると思ったほどでもないし車の前に行ってみると それほど うるさくもないし不快でもない。が、家に戻り窓を

閉めた状態だとやっぱりうるさい。 道路族と呼ばれる人たちの騒音も同じです。

 

③ 雷が『ゴロゴロ』鳴っている。この時、窓を開けると…今まで聞こえなかった(200ヘルツ以上の)雨音が聞こえて来ます。と、同時に(200ヘルツ以下の)

『ゴロゴロ』はずっと小さくなり圧迫感がなくなります。何回か窓を開け閉めすれば気づきますが、この変化に気付かずに『 雨が強くなってきたわね 』と言う人が

ほとんどですw 

 

 いずれのケースも 低い音は窓を閉めた状態のほうがハッキリと聞こえます

 ですから天井に穴を開けて二階に顔を出してみると…カカトからドスンドスンと

音を立てて歩いているのではないと気付くはずです。

 

『低い音は間に壁や天井、床、塀などの大きな振動面を挟んだほうが うるさくなる』

 常識と真逆な現象これが『 U200Hz騒音 』の正体です